フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年11月02日 |
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規格品番 |
PROC-1983 |
レーベル |
|
SKU |
4988031184769 |
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも一部採用)
※本国のアナログ・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit/192kHz)音源をCDマスターに使用
※解説:渡辺謙太郎氏、福本健氏、遠藤勝彦氏、柴田龍一氏、解説書合計8ページ
本国オリジナル・マスターより新規復刻。
1962年に作曲者自らの指揮でウィーン・フィルと録音した全3曲を2枚のアルバムにまとめました。有名な「ガイーヌ」には多くの盤がありますが、やはりハチャトゥリアン自身が指揮をしたこの演奏の右に出る録音はありません。加えて、独墺音楽の伝統に根ざしたウィーン・フィルが、現役のソ連の作曲家の曲を録音したことは、当時としてはかなりセンセーショナルでした。さらに、当時の優秀なDECCA録音が、この強い民族調の音楽を物理的な側面も加えて忠実に収録している点で、これらの演奏を歴史的な遺産にまで高めています。交響曲第2番は1943年に完成された作品で、「ガイーヌ」や「スパルタクス」、ヴァイオリン協奏曲やピアノ協奏曲と並んで、ハチャトゥリアンの代表作です。作曲当時は第二次大戦中であり、同時期のショスタコーヴィチの交響曲第7&8番やオネゲルの同第2&3番に近い反戦的な意味合いも垣間見れる大作で、'46年にスターリン賞を受賞しました。内容も演奏も超重量級のこの作品は、DECCAだからこその名盤と言えますが、何と言ってもウィーン・フィルの動的なまでの反応は他に変えがたい魅力です。作曲者自身の指揮であるため、共感度合が通常とは異なるのかも知れませんが、もし未聴であるのであれば、一度は聴いておきたい豪演であることは間違いないでしょう。優秀な録音ということもあり、圧倒されます。今回のCDでは、本国のオリジナル・マスターテープに遡り、192kHz/24bitで最新デジタル化したマスターをリマスタリングし、CD用のマスターとして使用しました。カップリングは、'68年に収録されたメータ指揮のアイネムのフィラデルフィア交響曲です。この録音はメータとウィーン・フィルのDECCA録音3作目であり、双方にとっても当時珍しい部類に入ると思われます。'60年に完成された作品で、翌年オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団によって初演されました。CDでは久しぶりの復刻となります。こちらも当時のメータの見事なコントロールを堪能できる、名演奏です。ジャケットはLP初出時のオリジナル・ジャケット・デザインを使用。ブックレットにも他のジャケット・デザインを一部カラーで掲載しました。また、解説書には新規で序文解説を掲載しました。今回の復刻では、第1弾として全5作を発売いたします。
構成数 | 2枚
<DISC1>
1. アラム・ハチャトゥリアン:交響曲 第2番 ホ短調 《鐘》
2. ゴットフリート・フォン・アイネム:フィラデルフィア交響曲 作品28 (1960)
<DISC2>
3. アラム・ハチャトゥリアン:バレエ《スパルタクス》抜粋
4. アラム・ハチャトゥリアン:バレエ《ガイーヌ》抜粋
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アラム・ハチャトゥリアン(指揮) (1,3,4)、ズービン・メータ(指揮) (2)
【録音】
1962年3月8-11日(1,3,4)、1968年6月19-21日(2) ウィーン、ゾフィエンザール
【原盤】
Decca
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1.[CD]
-
2.[CD]
社会主義リアリズムとロシア伝統の色彩豊かな管弦楽法によるハチャトゥリアンの作品は、エキゾチックなコーカサスの民俗的要素と西洋音楽を融合しつつ、親しみやすい旋律と強烈なリズムによる原色(野生)的な音楽です。
代表作のガイーヌとスパルタクスは、名盤として既に入手済の聴者が多いと思いますが、当盤には現在入手困難なシンフォニーの鐘(3作品中1番聴き応えある)が収録されています。ハチャトゥリアンらしい作風をウィーン・フィルハーモニーの極上な演奏で満喫できる貴重なアルバムです。
※アナログ・ステレオ録音、ルビジウム・クロック・カッティングCD、CDジュエルケース10ミリ厚。
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