Rock/Pop
LPレコード

I'm Wide Awake, It's Morning

5.0

販売価格

¥
3,890
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廃盤

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フォーマット LPレコード
発売日 2016年11月11日
国内/輸入 輸入
レーベルSADDLE CREEK
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 SDLE102371
SKU 648401023718

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
エディション : Remaster

  1. 1.[LPレコード]
    1. 1.
      At the Bottom of Everything

      アーティスト: Bright Eyes

    2. 2.
      We Are Nowhere and It's Now

      アーティスト: Bright Eyes

    3. 3.
      Old Soul Song (for the New World Order)

      アーティスト: Bright Eyes

    4. 4.
      Lua

      アーティスト: Bright Eyes

    5. 5.
      Train Under Water

      アーティスト: Bright Eyes

    6. 6.
      First Day of My Life

      アーティスト: Bright Eyes

    7. 7.
      Another Travelin' Song

      アーティスト: Bright Eyes

    8. 8.
      Land Locked Blues

      アーティスト: Bright Eyes

    9. 9.
      Poison Oak

      アーティスト: Bright Eyes

    10. 10.
      Road to Joy

      アーティスト: Bright Eyes

作品の情報

メイン
アーティスト: Bright Eyes

ゲスト
アーティスト: Jim JamesEmmylou Harris

オリジナル発売日:2005年

商品の紹介

 コナー・オバーストはもともと多作だから、2枚同時リリースと聞いて驚く人は少なかったと思う。が、ただでさえ内から流れ出た言葉を整理せずに詰め込む人だ。そのぶん膨大な量の言葉と向き合うことを覚悟して聴いていただきたい。共に現在の米国と世界を巡る状況を背景にしている2枚のアルバムのうち、まず『I'm Wide Awake, It's Morning』はこれまでの作品の延長上にあるルーツ・ロック作品。こちらは、緊急事態にあることを踏まえて、日常生活のなかに小さな幸福や真理を見い出してゆく寓話集といえるかもしれない。そんな生活感溢れる心象風景に彼はポリティックスを自然に絡め、端々がほつれたような未完成な声と言葉で、自分を揺さぶる感情を生々しく伝えている。まるで、頭の中を駆け巡る考えや情報を消化し切れない焦燥感を、〈生きていること〉の証として誇らしく掲げるかのように。一方の『Digital Ash In A Digital Urn』では(ローファイではあるものの)初めて電子音を導入。歌としての印象はさほど違わないが、全体的にメランコリックな空気が漂い、タイトルにある〈灰〉と〈骨壷〉が示唆するとおり〈死〉というテーマに貫かれているように思う。つまり前述の〈生きていること〉を別の視点から眺めて、表裏両面を描いているのではないだろうか? 辿り着く結論も同じだ。覚醒して世界の行方を見つめながら、人を愛し、喜びを分かち合い、限りある人生を精一杯生きること。それこそが、抑圧者に対する最大の反抗の意思表示なのだ、と。
bounce (C)新谷 洋子
タワーレコード(2005年03月号掲載 (P62))

 ブライト・アイズ=コナー・オバーストは、デビュー時からみずからの中にある2つのアイデンティティーに左右から引っ張られていたところがある。ポール・サイモンやボブ・ディランに影響を受けた自分と、ニルヴァーナがブレイクしたころに曲を作り始めたという自分と。そして、これまではその両方で均衡をとっていたコナーもついに1枚では集約しきれなくなったのか、完全にスタイルを分けた2枚のアルバムを同時に発表した。プロデューサーはどちらもこれまで同様にマイク・モギスだが、先に完成させていたという『I'm Wide Awake, It's Morning』のほうにはエミルー・ハリスが客演しているように、前作『Lifted Or The Story Is In The Soil, Keep Your Ear To The Ground』のオルタナ・カントリー色を抽出したような素朴な仕上がりになっている。コナーのシンガー・ソングライター的資質は、こちらのほうに強く出ているといえるだろう。一方で『Digital Ash In A Digital Urn』のほうは音の加工や装飾に腐心した跡が窺える、いびつなおもしろさが浮き彫りになった1枚。ヤー・ヤー・ヤーズやポスタル・サーヴィスのメンバーらの参加は、彼がネブラスカ一派からさらに交友範囲を広げている事実を伝えるものでもあるが、なによりスタジオ作業も楽しめる彼の一面が伝わってくる。だが、どちらの作品でも起承転結がハッキリしているコナーのメロディーメイカーぶりは健在。いまどき珍しいくらいに、明確な旋律と展開を持った曲を書くことができる希有な存在であることを痛感できるはずだ。
bounce (C)岡村 詩野
タワーレコード(2005年03月号掲載 (P62))

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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新世代のボブ・ディランとして高く評価を得た、ブライト・アイズことコナー・オバーストの代表作のひとつ。痛切に綴られた文学的な歌詞を、ほぼ泣いてるじゃんってくらい声を震わせて絶唱するもんだから、こちらの情緒もハチャメチャになるってもんですよ!でも不思議と陰鬱さはなくて、最後の振り絞るような「Make Some Noise!」の叫びには毎度心が晴れやかになりますね。再始動うれしいです!
2020/04/30 サバさん
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