クラシック
CDアルバム

Schumann: Urauffuhrungen der Violinkonzerte

4.7

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在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2016年12月10日
国内/輸入 輸入
レーベルPodium
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 POL1053
SKU 4038371010539

構成数 : 1枚

【曲目】
「シューマン:ヴァイオリン協奏曲集」
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2)ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.127(原曲:チェロ協奏曲)
(3)12のピアノ小品~「夕べの歌」(ヴァイオリン版)
(4)ブラームス:ハンガリー舞曲第1、2番/ヨアヒム:ロマンス

【演奏】
(1)ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn)カール・ベーム(指揮)ベルリン・フィル
録音:1937年11月26日初演ライヴ
(2)サシュコ・ガヴリロフ(Vn)ヴァルター・ギレッセン(指揮)ヴェストファーレン交響楽団
録音:1987年11月29日(ゲネプロ※なので人の声も入っています)
(3)ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット
(指揮)ベルリン・フィル
録音:1935年
(4)ヨーゼフ・ヨアヒム(Vn)
録音:1903年8月27日

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

シューマンのヴァイオリン協奏曲はヨアヒム(1831-1907)に献呈され、手稿譜もヨアヒムに渡されましたが、ヨアヒムの息子からベルリンの図書館に売り渡された後なぜかシューマンの没後100年まで演奏禁止とされていました。ところがナチスが権力誇示のため100年が経過していないにもかかわらず1937年に初演させました。初演者のクーレンカンプは初演直後にシュミット=イッセルシュテットとの共演でTELEFUNKENにこの作品をセッション録音していますが、この録音は何と初演のライヴをPODIUM社主宰者のヴォルフガング・ヴェンデル氏が放送録音が存在するはず、という推測の元執念で探しだしたものです。当時のドイツの録音技術も素晴らしく、音質も鑑賞に問題はありません。特殊な状況の初演ライヴということで異様な緊張感をたたえており、セッション録音とは一味も二味も違った演奏となっています。カップリングもかなりマニアックです。まずシューマンのチェロ協奏曲のヴァイオリン版。これも楽譜が1987年に新発見されたものでサシュコ・ガヴリロフによって初演されました。この録音はなんとその初演時のゲネプロ(総練習)のものです。ゲネプロの音源のため、途中関係者(指揮者?)の声が聞こえたりしますが、初演の緊張感がかえって伝わってきます。続いてクーレンカンプによるシューマンの珍しい小品でシュミット=イッセルシュテットとの共演です。最後はシューマンのヴァイオリン協奏曲初演者で手稿譜も持っていたヨアヒムによるハンガリー舞曲の演奏です。ブラームスやシューマンと直接親交のあったヨアヒムの貴重な録音。1903年とかなり古い録音ですが、リマスタリングにより意外と聴ける音質になっています。PODIUM社主宰者ヴォルフガング・ヴェンデル氏による99ページにも及ぶ解説付き(但し全編ドイツ語)。そのため1枚ものですが、豪華BOXに収納されています。
東武トレーディング
発売・販売元 提供資料(2016/09/30)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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クーレンカンプの弦の奏鳴、壮年期のカール・ベームが指揮するベルリン・フィル。面白い。なお、当時日本は松岡外相席を蹴って立つ以来、日独伊三国軍事同盟を尊重していた筈だが、あるいはドイツの側からは友好国、属国、属州程度のものだったのかも知れぬ、と思った。
2021/09/08 村夫子さん
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存在しないと言われてたが、まさか1937年11月26日初演ライヴ音源が全曲完全に残されてたとは夢のようだ。本当に嬉しい限りである。当時の雰囲気がこのCDで十分に味わえる。
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高音質を気にする人には全く向かない、いわゆる歴史的音源の典型的なもの。クーレンカンプの演奏するシューマンのヴァイオリン協奏曲は、後のスタジオ録音と比べてオーケストラ伴奏のカットはない。復刻はノイズ・リダクションに苦労の跡が見える。サシュコ・ガブリロフ演奏のチェロ協奏曲のヴァイオリン盤は膝上録音ということで1980年代の音質にあらず。余白では、ヨアヒムの音源復刻が中々のもの。
2016/12/27 原始霧さん
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