フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年09月29日 |
---|---|
規格品番 |
ADX13707 |
レーベル |
|
SKU |
3770004137077 |
世界初録音!モンドンヴィルのトリオ・ソナタ!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが自ら設立した自主レーベル「オーダックス・レコーズ(Audax Records)」。師であるレイチェル・ポッジャーとのブレコン・バロックでの共演、ラインハルト・ゲーベルから受け継いだ銘器での秀演など、世界各地で目覚ましい活躍を見せるプラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの新作は、世界初録音となるモンドンヴィルの「トリオ・ソナタ集 Op.2」!
代名詞でもある「グラン・モテ」や技巧的な「ヴァイオリン・ソナタOp.1」でその名を知られる18世紀フランスの音楽家ジャン=ジョゼフ・ド・モンドンヴィル(1711-1772)。その優れた作曲技法が発揮されながらも、陽の目を見る機会に恵まれてこなかったモンドンヴィルの「トリオ・ソナタ Op.2」は、ルクレールの「トリオ・ソナタ Op.4」のように、フランスとイタリアの音楽の融合の象徴となるべき知られざる傑作である。21世紀の名手プラムゾーラーと18世紀フランスのモンドンヴィル。長き時を越えて2人のヴァイオリニストの卓越した音楽性が今ここに繋がる――!
東京エムプラス
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:07:00
【曲目】
ソナタ第1番ホ短調
ソナタ第2番変ロ長調
ソナタ第3番ト長調
ソナタ第4番ヘ長調
ソナタ第5番ニ長調
ソナタ第6番ハ短調
【演奏】
ヨハネス・プラムゾーラー(バロック・ヴァイオリン)、
アンサンブル・ディドロ
〔ロルダン・ベルナベ(バロック・ヴァイオリン)、
クリステン・ヒューブナー(フルート)、
グルリム・チェ(チェロ)、
フィリップ・グリスヴァール(ハープシコード)〕
【録音】
2015年9月7日-10日、ロワイヨモン修道院、フランソワ・ラング音楽図書館(フランス)
-
1.[CD]
-
1.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 1 in E minor: Adagio
-
2.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 1 in E minor: Fuga. Allegro
-
3.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 1 in E minor: Aria
-
4.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 1 in E minor: Presto
-
5.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 2 in B-flat major: Adagio
-
6.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 2 in B-flat major: Fuga. Allegro
-
7.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 2 in B-flat major: Gratios
-
8.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 2 in B-flat major: Allegro
-
9.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 3 in G major: Largo
-
10.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 3 in G major: Fuga. Allegro
-
11.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 3 in G major: Cantabile
-
12.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 3 in G major: Giga. Allegro
-
13.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 4 in F major: Largo
-
14.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 4 in F major: Fuga. Allegro
-
15.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 4 in F major: Gratioso
-
16.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 4 in F major: Prestoo
-
17.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 5 in D major: Allegro
-
18.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 5 in D major: Fuga. Allegro
-
19.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 5 in D major: Largo
-
20.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 5 in D major: Allegro
-
21.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 6 in C minor: Adagio
-
22.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 6 in C minor: Fuga. Allegro ma poco
-
23.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 6 in C minor: Largo sempre piano
-
24.Trio Sonatas Op. 2: Sonata 6 in C minor: Allegro
-
自主レ―ベル設立前に、大手レコード会社の担当者に、層の厚い音楽史を汎く聴いてもらうために、モンドンヴィルらの名前を挙げると「知らない」と言われ、知名度の著しく低い作曲家の作品よりも、日本の中学音楽科の鑑賞曲でも採択されている作品を録音した方が良いと言われた話をwebで読んだ。正確な記事内容であれば、採算重視の担当者と音楽家の役割を忠実に遂行していく人の違いがよくわかると得心した。門外漢の私でも、すでに業界の企画と商品化の流れが見える現在、聴き手の私が求めていた仕事が、このAudaxレ―べルでは着々とラインナップされている。
元々、古楽に系統したのはMAK が音楽担当の映画『王は踊る』からだった。ドイツ帯同時にアウグストゥスブルク城の階段コンサートを聞けたことは僥倖、帰国後に、解散を知った。本主宰J.プラムゾ―ラ―氏が、MAK主宰R.ゲ―ベル氏のヴィオリンを名実共に継承していることは、私にも旧くて新しい機運、嬉しい驚きと邂逅だった。
モンドンヴィルは、Wikiを読むと、重要なポストを歴任し、名声と実力共にあったようだが、歌唱曲を聴くのがあまり好きでないため、器楽曲のみの録音を望んでいた。
独学で音楽史を学ぶことは、私の場合、思ったよりも難しく、系統立って知識を蓄積しないと、作曲家と作品が点在したままで、楽派とはどういったものかも、未だ判然としない。出会いのまま、感じたままに鑑賞することが楽しいので、仕方がないかもしれない。
本録音は、すでに8年近く経過してから、ようやく私は入手した。発売後1~2年で取り扱い中止、取り寄せ日数長またはキャンセル、廃盤が多い中、幸いだった。
ブックレットは日本語も併載。輸入盤の殆んどが、英独仏語なので、本当に嬉しい。内容の理解には時間を要するのだが。今でもMAKは愛聴し、その解説は愛読している。本盤も、何度も聴き重ねることに耐え、音楽史理解の深化へと導いてくれる録音であることを願う。
欲しい物リストに追加
コレクションに追加
サマリー/統計情報
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
山口県・四国・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。
発売日前日
にお届けします発売日当日
にお届けしますフラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。