1991年公開、スペイン映画界の巨匠アルモドバル監督による「ハイヒール」での成熟した歌唱力が脚光を浴び、スペインはもとよりフランスを中心としたヨーロッパやスペイン語圏諸国で人気がブレークしたルス・カサル。1992年12月には日本でもアルバムがリリースとなり、その気品あふれる歌声は多くの人々を魅了しました。さらに90年代初め、ラテンアメリカでボレロ人気が再燃し、新しいアレンジによる往年の名曲が再認識されたのと軌を一にするように、ルス・カサルの歌唱とライブに於けるパフォーマンスは、ますます熱狂的に支持される様になりました。
今回リリースのアルバムはルス・カサルが長らく胸に温めて来たラテンアメリカ音楽への思いを形にした作品であり、不朽の名曲にスポットを当てた素晴らしい内容です。選曲はボレロを中心にしており、ラテン音楽が世界に大きな影響力を持った全盛期(1940年~1970年代)、その黄金時代を担った名コンポーザーたちの粒選りの作品ばかりが収録されています。アレンジはブラジル出身のエウミール・デオダートが担当しており、ラテン・サウンドの王道を行く「チャチャチャ」の軽妙洒脱なスタイルを取り入れるなど、新鮮なサウンドアプローチが満載です。さらにアレックス・アクーニャ、ルイス・コンテ、オトマーロ・ルイスほか国際的に活躍するトップミュージシャンが集結し、珠玉のサウンドでルス・カサルをサポートしています。プロデュースはマヌ・チャオなどワールド系アーティストの作品で定評があるルノー・ルタンです。1940~1970年代のラテンアメリカ諸国で生まれた不朽の名曲が、ルス・カサルのヴォーカルによって時代を超え、新たなドラマを紡ぎ始めました。
発売・販売元 提供資料(2016/10/04)
心に響く歌声!スペインを代表する国民的シンガー、ルス・カサルが日本デビューアルバムをリリース!本作は、1940~1960年代の中南米諸国で生まれた不朽のラテンの名曲を、気品あふれるルス・カサルのヴォーカルと、それを支える名匠エウミール・デオダートの素晴らしいアレンジでレコーディングされた作品。 (C)RS
JMD(2016/09/13)