これまでにアルバムをコンスタントに5枚リリース、数々の大型フェス出演のほか、2015年には活動10周年として自身の企画で一番の大舞台となる新木場スタジオコーストでライブを行い、そのステージを完全ノーカットで収録したDVDをリリースするなど濃厚な活動を続けてきたFBY。2016年初頭のギタリスト脱退を乗り越えて、遂に奇跡の再始動となった。FBY第二章の始まりとして、新しい音源とツアーを発表。久々となる音源は、ミニアルバムとしてタワーレコード限定にてリリース!
ギターを入れず、彼らの最大限の武器である明快なメロディーとシンセサウンドはそのままに、さらに管楽器などを加え、力強いイメージの楽曲達が出来上がった。ハイセンスなコード進行に幅広いアレンジが加わり表現力も増している。ビッグバンドジャズ風なアレンジが施された曲は、以前にはなかった軽快なピアノのバッキングが印象的で、伸びやかなTGMXのボーカル、ドライブするリズム、そしてスキャットとホーン隊の掛け合いなど非常にアッパーで心躍るナンバーである。これまでのロック要素を少し変化させ、リスタートする新生FBYはさらに華やかだ。
ジャケットは盟友YOUR SONG IS GOODの吉澤"モーリス"成友が担当。新しいイージ創りも楽しみの一つとなりそうだ。リリース後は、東名阪にてレコ発ツアーを開催。新たなメンバー編成で行われるライブは必見!
発売・販売元 提供資料(2016/12/13)
ギタリストの脱退があったものの、それをなんとか乗り越えたFRONTIER BACKYARD。第2章を告げるこのミニ・アルバムでは、頓挫しかけたバンドとは思えないほどの快活さで歌と演奏が鳴っている。ポップなメロディーやシンセはそのままに、ピアノ&ホーン隊のパワーを効果的に採り入れたのが大きい変化。まだ音楽がやれる──そんな喜びの爆発と受け取った。〈愉快なヤツらの叫び〉という看板に偽りなし!
bounce (C)田山雄士
タワーレコード(vol.397(2016年11月25日発行号)掲載)