NYロングアイランド出身の19歳のブライアンと17歳のマイケルによる兄弟デュオ、ザ・レモン・ツイッグスが英老舗レーベル4ADよりデビュー・アルバム『ドゥ・ハリウッド』をリリース!
音楽一家に生まれ、物心ついた頃には身の回りの楽器の演奏をマスターし、一緒に曲を書き披露していたという2人が10代にして早くもデビュー!アルバムのレコーディングはLAにて行われ、プロデューサーを務めたのはフォクシジェンのジョナサン・ラドー。最近ではホイットニーのアルバムを手がけたことで話題となった。アリエル・ピンク・ミーツ・レノン=マッカートニーとも言われ、ブレイク間違いなしの彼らを今から要チェック!
発売・販売元 提供資料(2016/08/22)
インディペンデント・マガジンから飛び出したようなこちらのオシャレさんたちは、NY生まれ、若干19歳と17歳の兄弟デュオ。物心ついた頃には基本的な楽器を何でも使いこなしていたそうで、Bandcampにアップした音源がジワジワと口コミで広がり、晴れて老舗の4ADよりアルバム・デビューを飾ったのです。プロデューサーは、レーベルの旗揚げやホイットニー仕事で波に乗るフォクシジェンのジョナサン・ラドー。一言で説明すればジョナサンお得意のメロディー・オリエンテッドな郷愁サイケ・ポップなのですが、シロフォンなどを交えて後期ビートルズも顔負けのカラフルで厚みのあるサウンドに仕上げていて、素人っぽさをウリにした凡百のローファイ盤とは異なる仕上がりに。いきなりテンポアップしてスウィングしちゃう"These Words"とか、本当にセンス良すぎ。アリエル・ピンクが60年代後期にタイムスリップしたら……みたいな、物凄い才能の登場ですよ!
bounce (C)中井幹代
タワーレコード(vol.396(2016年10月25日発行号)掲載)