実に約3年ぶりとなる、GEZANサード・フル・アルバム遂に堂々のリリース!前作より3年弱の時を経た本作は"天国で活動してるパンクバンドのGIGをラジオの電波が拾ってしまった"をコンセプトに録音されたYOUTH感溢れる楽曲を収録。よりメロディアスに進化したサウンドと、夏の叙情詩とも呼べるような繊細でストレートな日本語詞で、今までのバンドイメージをも覆す清涼感のつまった新機軸フルアルバム! (C)RS
JMD(2016/09/01)
ドラマーであるシャーク・安江の脱退に伴って活動を休止したGEZANからの、置き土産的な3作目。〈天国で活動してるパンクバンドのGIGをラジオの電波が拾ってしまった〉というコンセプトで制作された本作は、ユースフルでロマンティックな、ここに来て従来のイメージを塗り替える作品となった。サイケな音像や長めの曲尺はそのままながら、メロディーはポップで瑞々しく、チャイルディッシュなマヒトゥ・ザ・ピーポーの歌声との相性は良い。また、"light cruzing"をはじめ、フィッシュマンズのような浮遊感のある曲が〈終わらない夏休み〉を連想させたりもする。かつては衝動に任せて混沌を撒き散らしていたバンドがこんな〈END ROLL〉を迎えるとは思いもよらなかったが、レーベルやイヴェントを立ち上げて自分たちの遊び場を作り、そこでKiliKiliVilla周辺など新世代のパンクスたちとの交流が生まれたことが、彼らをこの境地へと導いたのだろう。もちろん、彼らの旅は〈NEVER END〉。またいつか会う日まで。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.395(2016年9月25日発行号)掲載)
マヒトは素晴らしいライターであり、メロディーメイカーですね。