Rock/Pop
LPレコード

F.e.a.r.

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フォーマット LPレコード
発売日 2016年09月30日
国内/輸入 輸入
レーベルEar Music
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 ERMU2112651
SKU 4029759112655

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:00:00

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作品の情報

メイン
アーティスト: Marillion

オリジナル発売日:2016年

メンバーズレビュー

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後期マリリオン、久々の快作 (2016年、18作目)

 『ブレイヴ』の再来! 多くの人はそう評すだろう。ドライで現代的ながら、叙情的で美しい。そのサウンドは聴いた瞬間から、後期の代表作『ブレイヴ』を想起させる。イントロの電子音が極めて近い音色になっているのは、きっと意図的だろう。

 本作のテーマは「新自由主義」と呼ばれる、「持てる者・権力の暴走」である。「エルドラド」「ゴールド」が歌うのは、錬金術でも、ゴールド・ラッシュでもない。「経済」や「資本主義」そして「格差」である。

 社会批判を交えながらも、少女の逃避行に焦点を当てた『ブレイヴ』は、ある面、「Don't Cry」的で、ラヴ・ソングに近い描き方も使えたのに対し、社会情勢の描写をメインに据えた本作は、歌詞が難しく、覚えやすいフレーズは少なめである。歌詞がメロディーに乗り切れていない部分も結構ある。だが、ピケティが「21世紀の資本」で証明した、1%の大富豪と99%の貧困層を生む、資本の継承問題を、きちんと歌で描いている点に、このバンドの意識の高さを感じる。

 単品独立で、素晴らしいソング集として成り立っていた『美しき季節(とき)の終焉』、『楽園への憧憬』の方が、肩肘張らずに聴けて個人的には好きなのだが、こうした壮大なテーマに挑むのも、また、マリリオンである。スティーヴ・ロザリーのギターが、久々にロックしているのもポイント。比類無き完成度だった『ブレイヴ』には流石に及ばないが、『F E A R』は、後期マリリオン、久々の快作であると思う。
2023/12/30 E_L_E_G_Yさん
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