クラシック
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足立智美:貧富の差はどこから来るのか

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フォーマット CDアルバム
発売日 2016年09月07日
国内/輸入 国内
レーベルフォンテック
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 FOCD-2581
SKU 4988065025816

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:56:29

【曲目】
(1) ほとんど編曲された第三番 (2014)
太田真紀 ソプラノ 山田岳 ギター ユケーイルン・オコナー 助演
(2) 貧富の差はどこから来るのか (2015)
足立智美 パイプオルガン、おもちゃのキーボード、コンピュータ
(3) おすてろこむさ (2006)
足立智美 声
(4) あなた5 (2001)
足立智美 声
(5) 詩篇 (2012)
足立智美 声
(6) ぬぇ (2016)
演奏者多数
(7) 古代中国の実験音楽 ~楽経から~ 第一番+第二番 (2014)
東京現音計画
(8) 耳を閉じてください (2016)

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      ほとんど編曲された第三番
      00:03:41

      録音:Studio

      演奏者: 山田岳
      作曲: 足立智美

    2. 2.
      貧富の差はどこから来るのか~パイプオルガン、おもちゃのキーボード、コンピュータのための
      00:20:17

      録音:Studio

      演奏者: 足立智美
      作曲: 足立智美

    3. 3.
      おすてろこむさ
      00:01:37

      録音:Studio

    4. 4.
      あなた5
      00:02:22

      録音:Studio

    5. 5.
      詩篇
      00:01:36

      録音:Studio

    6. 6.
      ぬぇ ~6時間の演奏から60秒の抜粋
      00:01:09
    7. 7.
      古代中国の実験音楽~楽経から~第一番+第二番 5楽器のための
      00:21:24
    8. 8.
      耳を閉じてください
      00:04:19

作品の情報

メイン
アーティスト: 足立智美

その他

商品の紹介

『現代日本の作曲家』第51集は、前作の甲斐説宗と打って変わった作品の集成。作曲、即興演奏、パフォーマンス、現代音楽作品の演奏、自作楽器の制作など、幅広い領域で活動している、早稲田大学文学部哲学科在学中の1993年より活動を始めた足立智美の作品。 (C)RS
JMD(2016/08/16)

第51集は、前作の甲斐説宗と打って変わった作品の集成。
早稲田大学文学部哲学科在学中の1993年より活動を始めた足立は、作曲、即興演奏、パフォーマンス、現代音楽作品の演奏、自作楽器の制作など、幅広い領域で活動しています。作曲家としては、小杉武久や刀根康尚らの「グループ音楽」など、いわゆるポスト・ケージ的実験音楽の系譜に連なる足立ですが、ヴィデオや写真による活動もおこない、その映像作品がヨーロッパのいくつかの映画祭で上演されるなど、ダンス・美術・映像といった隣接領域の芸術家との横断的な共同作業でも知られています。その作品は、技法やスタイルの流行を超え、多彩で個的で奇矯であることを恐れずに「特異であることが普遍につながる」道を探そうとする姿勢に貫かれた「現代の音楽」として、ジャンルを超えた、静かな、熱い注目を集めています。
以下、作曲者のことば。
このCDには私が比較的近年作った、なんらかの形で記譜された、音を主要な要素とする、作品が収められている。つまりここには私の活動の大きな部分を占める、即興演奏や、ヴィデオや身振りを本質的な要素とする音楽作品は入っていない。また過度に「記譜」の概念を拡張した、自作楽器の録音も入れなかった。逆に、以上の要件を満たしていれば、必ずしも音楽と区分される必要のないものも収録されている。自作楽器による音楽は《記譜法としての境界面》(naya records)、1990年代後半から2000年代のはじめにかけて大量に作曲した訓練されてない声のための作品は《Adachi Tomomi Royal Chorus Yo》(Tzadik)に収録されているのでそちらも聴いて欲しい。
わたしがこのCDと、ここに収められてる作品でやろうとしたのは、ときにはその範疇を超えながらも、作曲という行為の意味をCDという(おそらくその役割を終えようとしている)媒体を通して考えるということ以外の何物でもない。
フォンテック
発売・販売元 提供資料(2016/08/05)

FONTECの現代日本の作曲家シリーズから驚きの作品がリリースされた。楽壇の錚々たる名前が連なる中、 作曲家という範疇ではとても捉えきれない足立智美の作品集だ。今回は「記譜」のプロセスを某か経ているものを収めており、約半分の楽曲が足立自身による演奏で構成されている。《仰げば尊し》の伴奏の調がずれていく曲や、「咳」の音で演奏を中断する曲等、シリアスとナンセンスの狭間で繰り広げられる音像に、作曲する意味とそれを聴取する人に如何なる影響を及ぼすか?という奇異でありながら普遍的なテーマを感じる作品集。
intoxicate (C)池田敏弘
タワーレコード(vol.125(2016年12月10日発行号)掲載)

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