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World/Reggae
CDアルバム

El Viaje

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フォーマット CDアルバム
発売日 2016年09月09日
国内/輸入 輸入
レーベルMack Avenue Records
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 67320311142
SKU 673203111424

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:54:23

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Me Voy Pa Cuba

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    2. 2.
      Africa

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    3. 3.
      Feria

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    4. 4.
      Lobo's Cha

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    5. 5.
      Bacalao Con Pan

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    6. 6.
      El Viaje

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    7. 7.
      Mozambique En Mi B

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    8. 8.
      D' Una Fabula

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    9. 9.
      Inspiracion En Connecticut

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    10. 10.
      Oriente

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

    11. 11.
      Improv (Me Voy Pa Cuba)

      アーティスト: Harold Lopez-Nussa

作品の情報

メイン
アーティスト: Harold Lopez-Nussa

商品の紹介

キューバの注目の才能、アロルド・ロペス・ヌッサのMack Avenue移籍第一弾が登場です。World Village, Jazz Villageからの諸作で着実にステップアップし、来日。チューチョ・バルデスやゴンサロ・ルバルカバといったアーティスト直系のめくるめく超絶技巧と、音楽一家で育ったアーティストらしい、クラシックを基礎とした確かな演奏で、オーディエンスを魅了してきましたが、今作はさらに新しい展開が見えてきました。
タイトルは『El Viaje』というように、キーワードは"旅"。アロルド自身、ピアノを弾き始めた当初より、音楽を奏でることで想像の旅をするような感覚を大切にしたい、と思っていたと語っていますが、今回の作品には、訪ねた土地からインスパイアされた楽曲を演奏しています。そして、さらに大きな変化はセネガル出身のベーシスト、アリュンヌ・ワッドゥを迎えた点にあります。アリュンヌは、ザヴィヌル・シンジケートの一時代を支えたパコ・セリーのバンドでも活躍し、マーカス・ミラーの『アフロディジア』でもフィーチャーされたアーティスト。アロルドは2010年代の初頭に出会って以来意気投合し、2人の双頭リーダー作品を15年にリリースしていますが、本作はその発展形。自らのルーツであるキューバを核にしながら、アフリカン・ミュージックのエナジーをバンドに取り込むことへの強い興味を抱いたとのことですが、バンド(トリオ)は新しいサウンド、グルーヴ、ヴァイブレーションを生み出す展開に。その成果は、一聴(!?)瞭然、数々の曲から、あふれだします。アルバムの中心部をなす5曲目には、巨匠チューチョ・バルデスの曲をキッチリ据えつつ、作品の色彩は実にカラフル!エレベのグルーヴ感と天使のような優しいヴォイスを聴かせるアリュンヌは、あのリチャード・ボナを彷彿とさせますが、このバンドは、かつてジョー・ザヴィヌルがボナやセリーをメンバーに加え、世界の音を取り込んで自らの音に仕立てあげたザヴィヌル・シンジケートの世界を、トリオのフォーマットで表現していく相似形のバンドとも。エレガントなピアノ・ソロとヴォイスから一転、グルーヴ感あふれるリズムにシフトして祝祭的な盛り上がりを見せて行くオープニングを始め、M3は伝統的なキューバのリズムとアフリカのプリミティヴなサウンドが華麗に交錯し、なおかつジャズ・スタンダードのリフも織り交ぜてしまうというナンバー。かと思えば、メランコリックなムードで、パリの憂愁を描くM4のようなナンバーあり、旅の喜怒哀楽を描き出すような豊かな情感が織り交ざるタイトル・トラックあり、リスナーを様々な土地に誘います。世界を見渡せば、リチャード・ボナは、キューバ・サウンドとの融合を形にした"マンデカン・クバーノ"を結成。その視点で言えば、逆方向のベクトルで融合を目指すのがこのユニット。同キューバが生んだアルフレッド・ロドリゲスも世界各地のアーティストを迎えて音楽で対話する新作を発表しており、その動向は楽しみ。
発売・販売元 提供資料(2016/07/11)

最近、キューバ出身のピアニストたちが熱い。2016年にいずれもリリースされたアレクセイ・トスカ、アルフレッド・ロドリゲス、そしてセネガルのリチャード・ボナとして注目を集めるベーシスト、アリュンヌ・ワッドゥをあらたにメンバーに加えたこのアロルド・ロペス・ヌッサらのそれぞれの新譜の内容の濃さは特筆に値する。ここで紹介するアロルドはこの三人の中では特に作曲能力に秀で、今回ベーシスト、ワッドゥの甘い声を生かした耳触りの良い曲を揃えてきた。実弟のドラマーとのこのトリオは、アップテンポ、スロー、ルンバ、モザンビーケといった多様なリズムを甘く、グルーヴする。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.123(2016年8月10日発行号)掲載)

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