ロードやカーリー・レイ・ジェプセン、マドンナまでもが賛辞を送る、パリの音楽シーンで今もっとも大きな期待を集めている新人クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズが仏名門ビコーズ・ミュージックからアルバム・デビュー。アメリカではハイムやチャーチズのデビューをセットアップした人気レーベル「ネオン・ゴールド」がフックアップしたことで米英のインディ・ファンのあいだでもバズが沸騰中!
フランス版グラミー「ヴィクトワール」2部門受賞&UKチャートでもついにトップ10入りを果たした話題作!待望の日本上陸です!
フランスはパリ在住の新進女性シンガー/ソングライター、エロイーズ・ルティシエによるソロ・プロジェクト、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズは、メトロノミーやジャスティス、ブレークボットを手掛けた名門ビコーズ・ミュージックから本作『Chaleur Humaine』で2014年にフランス国内でアルバム・デビュー。また、本作はフランスのナショナル・チャートで2位を記録しフランス版グラミーとも言われる同国最高の音楽賞「ヴィクトワール」を2部門で受賞(ベスト・フィーメイル・アーティストとベスト・ビデオ)するなど大きな注目を集めました。
2015年には、パッション・ピットやハイム、チャーチズなど数々のトップ・アクトのブレイクに大きな貢献を果たしてきたニューヨークのブティック・レーベル「ネオン・ゴールド」とサインして待望のアメリカ・デビューを実現、すでにロード、カーリー・レイ・ジェプセン、マドンナやマーク・ロンソンも賛辞を送るなど話題沸騰、世界ブレイクも目前です!
そして、そのマドンナが「ビデオ・クリップに大いに触発された」という「Saint Claude」、パフューム・ジーニアスをフィーチャーした「Jonathan」、アリアナ・グランデやディスクロージャーと並びBBC Radio 1の「Track of the day」にも選出された「Tilted」などなど、シンセポップやR&B、エレクトロ、トラップなどをクロスしたクオリティの高いポップ・ソングを満載!
カニエ・ウェスト「Heartless」のコーラスを大胆引用しながら母国の大先輩クリストフ名曲「Les paradis perdus」(失楽園)の再構築を試みた「Paradis Perdus」もジーニアス!この6月にはついにグラストンベリー・フェス(英BBCは「7 acts you should see at Glastonbury<グラストンベリーでチェックすべき7アーティスト>」のひとりにもピックアップ)にも登壇し世界中の音楽ファンを魅了、UKチャートでもトップ10入りを果たすなど躍進を続けています。
発売・販売元 提供資料(2016/07/26)
パリの女性シンガー・ソングライターによるソロ・ユニット。地元では数年前から爆発的な人気だったようだが、2015年にネオン・ゴールド経由でUS進出を果たし、ロードやマドンナも賛辞を送る存在に。本国フランスでは2014年にリリースされ、ヴィクトワールの2部門を受賞したこの初作は、先頃UKチャートでもTOP10入りしたばかりで、いままさに世界中で騒がれているところだ。何しろエレポップにトラップやハウスをクロスさせたクールなサウンドと、抑え気味の歌声の溶け合いが気持ち良く、ロードが絶賛するのもよくわかる。またマドンナが触発されたという"Saint Claude"のMVではマイケル・ジャクソンのようなダンスを見せるが、"Science Fiction"など歌い方にMJっぽさが現れた曲もあり、相当の影響を受けているのだろう。オリジナル以外にも、クリストフ〈失楽園〉にカニエ・ウェスト"Heartless"のコーラスを乗せて再構築したナンバーが話題。発想がいちいち大胆でカッコイイ。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.394(2016年8月25日発行号)掲載)