前作『A Chorus Of Storytellers』から約6年、エクストリーム・ミュージックの名門リプライス・レコードへの移籍第一弾となる通算6枚目のアルバム。エレクトロニック、アンビエント、トラディショナル、ラテン、1970年代のサイケロックなど、様々な音楽的要素を融合したバンド特有のサウンドは健在ながら、ヒップホップ・スタイルのシングル「New Soul」ではバンドの新たな進化を提示。かつてないほどに革新的かつ信頼のおける印象的な作品となっている。 (C)RS
JMD(2016/08/27)
サブポップからリリースされた前作『A Chorus Of Storytellers』から約6年、エクストリーム・ミュージックの名門、リラプス・レコードと新たに契約を結んだジミー・ラヴェル率いるアルバム・リーフの通算6枚目のアルバム『ビトウィーン・ウェイヴス』が遂に完成。エレクトロニック、アンビエント、トラディショナル・ラテン、70年代のサイケロックなど、様々な音楽的要素を融合したバンド特有のサウンドはこの新作でも健在ながら、ファースト・シングルとして発表されたヒップホップ・スタイルの楽曲"New Soul"は、エレクトロニックの要素が加えられたフルバンドのインストゥルメンテーションと特筆すべきヴォーカル・ワークによって、バンドの新たな進化を示した佳曲として話題となった。細心のサウンド・デザイン、多用な影響を調整する鋭い耳、そしてアルバム・リーフが現在まで提示してきたダイナミクス/リズム/コンポジションに対しての強力なセンスといった多面性もアルバムでは表現されている。"Glimmering Lights"の先の読めない展開から憂いのあるヒップホップ・スタイルの"New Soul"まで、『Between Waves』はアルバム・リーフの中でも最も革新的で信頼のおける印象的な作品だ。
発売・販売元 提供資料(2016/08/26)
サブ・ポップから移籍して心機一転、ポスト・ロックの代表格が放つ6年ぶりの新作。チルウェイヴ以降なインディー・ムードの漂うユルいビートとシンセの絡みが、ヒタヒタとリスナーの身体中に侵食し、以降もラテン・アンビエントや70s風のサイケ・ロックなど、あの手この手でトリッピーな音を届けてくれます。白眉はジャジー・ヒップホップ好きにもアピールできそうなヴォーカル曲"New Soul"。ひたすら気持ち良い!
bounce (C)小泉いな子
タワーレコード(vol.394(2016年8月25日発行号)掲載)