UKの良質レーベル<Tru Thoughts>が新たに契約を結んだアフロ・ファンク・バンド、ラクータ。
インコグニートがツアーのオープニング・アクトに指名し、これまでにもロイ・エアーズ、トニー・アレン、アフリカン・バンバータ、ジャジー・B(ソウル・II・ソウル)、クァンティックと豪華な共演歴を誇る注目の新世代アフロ・ファンク・バンド、ラクータ。彼等は、様々な音楽スタイルを融合を実践しながら、ファンク、エレクトロニック、ワールドミュージックを背景に、モダンなアプローチと伝統的なアプローチを探求するやりとりを繰り広げる。彼等の楽曲はアフロ、ソウル、ファンク、ノ、ニュージャズの枠だけにはとどまらず、ベースメント・ジャックスのフィーレックス・バートン、ロック・ステディ・クルーのボビートそしてローラン・ガルニエをはじめとするDJたちが絶賛、サルソウル黄金期を思わせるラテン・ハウスとしても機能するポテンシャルの高さを証明してみせた。
発売・販売元 提供資料(2016/07/06)
灼熱の季節の到来と共に、〈熱さを以て暑さを制す〉とばかりに総勢10名の大所帯アフロ・ファンク・バンド=ラクータがデビュー。サルソウル黄金期を彷彿とさせるラテンのフレイヴァーをたっぷり含んだオープニング曲"Bata Boy"は、ベースメント・ジャックスやローラン・ガルニエらがいち早くピックしてすでに話題に。続く高速ラテン・チューン"Rice & Peace"での佇まいも堂々としたもの。アフロビートやJB直系のファンクネス、ハイエイタス・カイヨーテやファティマとも共振するようなソウル風味といった幅広いジャンルの要素をブレンドした音楽性と、クァンティックを輩出したトゥルー・ソーツからのリリースということもあり、クロスオーヴァーなシーンでの活躍が期待できそう。そんな彼らは共演歴も伊達じゃなく、インコグニートがツアーのオープニング・アクトに指名したほか、ロイ・エアーズ、アフリカ・バンバータといった大御所からも折り紙付き。この先のブレイクは必至です。
bounce (C)藤堂輝家
タワーレコード(vol.393(2016年7月25日発行号)掲載)