テンプルズを擁するHeavely Recordingからスペイン出身の新人ガレージ・ロックバンド、ザ・パロッツがデビュー・アルバム『ロス・ニーニョス・シン・ミエド』を8月にリリース!アルバムタイトル『ロス・ニーニョス・シン・ミエド(=恐れのない子供たち)』通り、メンバーは若さとおバカさとエネルギーに溢れた3人組。激しいガレージ・ロックで、スペインはマドリードのローカル・シーンを牽引してきた。同じ、マドリード出身のガールズ・ロックバンド、ハインズとも交流が深く、ヴォーカルのディエゴ・ガルシアは彼女たちのデビュー・アルバム『『リーブ・ミー・アローン』のプロデュースを手掛けた。本作は昨年9月に、スペイン南部の港湾都市カディスにあるスタジオにてスペイン人のサウンド・エンジニア、パコ・ロコと共に1週間でレコーディングされた。サイケデリックな要素を所々に感じる、大胆なロックンロール・サウンドが詰まった一枚!
発売・販売元 提供資料(2016/06/17)
ウィルヘルム・アンド・ザ・ダンシング・アニマルズやモーンをはじめ、活きの良いグループが数多く活躍する現行のスペイン・シーンから、またも期待の新人がアルバム・デビュー。すべて2分前後で駆け抜ける粗削りなガレージ・サウンドには、図々しいぐらいの野心が感じられる。とりわけ英語と母国語を鮮やかに行き来するエモーショナルな歌声は、音楽業界にロックの興奮を蘇らせる強烈なカウンター・パンチとなりそうだ。ちなみに、フロントマンのディエゴ・ガルシアはハインズのプロデュースも手掛けるヤリ手で、両者は過去にバーガーからスプリット盤を発表したほど相思相愛。その関係性はかつてのブラック・リップスとヴィヴィアン・ガールズを思わせる。年末にかけてウィッチーズ、トーイ、テンプルズなどのリリースを控えるヘヴンリーが、サイケだけじゃなく、こういうバンドを猛プッシュしている点にも、何か特別な意味を感じないか!? 2016年マストの一枚。
bounce (C)上野功平
タワーレコード(vol.395(2016年9月25日発行号)掲載)