フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年07月27日 |
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規格品番 |
ZEL-015 |
レーベル |
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SKU |
4582237835212 |
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 00:00:00
DISC 1のインストver収録
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1.[CD]
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1.できれば愛を00:00:00
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2.超人大会00:00:00
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3.べつの星00:00:00
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4.鬼退治00:00:00
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5.動物らしく00:00:00
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6.死にませんが?00:00:00
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7.他人00:00:00
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8.マヌケだね00:00:00
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9.ディスコって00:00:00
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10.いる00:00:00
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2.[CD]
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ラテン・ムード・サウンドに、ディストピアのおとぎ話を融合した前作から2年。現代における不穏や不安を飄々と炙り出す吟遊詩人の新作"顕微鏡でのぞいたLOVE"がテーマ。神や独裁者、世界の終わりというショッキングな言葉が並ぶ前作と比べ、作品内のモチーフは曖昧で、現実や生活に即したシュールな言葉が並ぶ。ラテン/トロピカルからミニマル/クラウトロックへとサウンドの意匠はドライに変化しながらも、坂本の中に眠る音楽へのシンパシーを慎まやかに開放する終盤はロマンチック。《次の夜へ》、《東京寒い》といった過去の名歌詞の延長線で位置づけられる《ディスコって》は必聴だ。
intoxicate (C)田澤雅之タワーレコード (vol.123(2016年8月10日発行号)掲載)
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ソロ3作目のテーマは〈顕微鏡でのぞいたLOVE〉ということで、現実のさまざまな場面でのコミュニケーションで起こる共感や違和感、希求や諦めなんかを、醒めた視点から可笑しみのあるストレートな言葉でマイルドにスケッチした短編集といった印象。サウンド面はリズム隊によるシンプルかつタイトで軽快なアンサンブルを中心に、リヴァーブのかかった乾いたギターのリフ&カッティングとスライド・ギターに加え、女性コーラスやオルガン、マリンバ、フルート、ピッチを変えたチビ声などが効果的に鳴らされていて、これまで以上にヴァラエティー豊かな曲が並ぶ。ソウルやボサノヴァ、ジャズ、フォークなどヴィンテージな音楽の影響を受けつつもサラッとしたポップ・サウンドという路線は踏襲。全体的に何か薄い靄が常にかかっているような、現実味が失われていくシュールな感覚と白々しさに覆われたムードがチャーミングながらも不気味で、聴後は虚空に取り残されたような気分になるストレンジな作品だ。
bounce (C)ダイサク・ジョビンタワーレコード (vol.393(2016年7月25日発行号)掲載)
ディスコって、のタイトル通りのディスコ的なフィーリングが最高。
死にませんが?などの相変わらずのユニークさの中の最後の、いる、が優しくて染みます。
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