フォーマット |
CD |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年07月06日 |
---|---|
規格品番 |
PROC-1967 |
レーベル |
|
SKU |
4988031162422 |
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:石田一志氏、(ウゴルスキとの対話、写真、図表入り:解説書合計60ページ)
メシアンの大曲を、当時DGレーベルのピアニストとして注目され録音も多く行われていた、ロシア出身のウゴルスキが収録した3枚組です。ウゴルスキはレニングラード音楽院の教授を務め、1990年のドイツの亡命後、DGレーベルとは翌'91年からいくつかの録音がスタート。その風貌と相まって、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして人気を博しました。この音源は、初出時以降はメシアンの生誕100年となった2008年にアンコール・プレスで生産されただけで、長く市場から消えていた盤です。今年(2016年)、東京ではラ・フォルジュルネでのエマールよるこの「鳥のカタログ」の演奏が話題となったばかりですが、音源自体が元々少なく、全曲を通して聴く機会は稀で、総演奏時間は約3時間半という大規模作品。ウゴルスキの演奏は、音色の多彩さと、元々の曲の構成を喚起させるような真直なピアノであり、彼ならではのダイナミックな演奏も加えて、録音の新しさも含め、この曲を親しむには絶好の盤です。今回の復刻では、発売時に国内盤に収納されていた長大な解説(譜例付)と、録音タイミングに即したそれぞれに登場する「鳥」の明細を記した詳細な図表(何と29ページ!)と、「鳥」の索引(6ページ)、ウゴルスキとの対話という、曲目等も入れた全60ページに及ぶ解説書も復刻。資料としても充実した内容となっています(国内盤初出時の特別付録である絵本は未収録)。国内盤のため、曲と解説書を参照しながら聴く楽しみも増えます。メシアンの「鳥のカタログ」は1956年の作曲とされ'58年に完成された作品で、当時のメシアンは前衛的な作品との決別を図る上でも、「鳥たちの目覚め」や「異国の鳥たち」をはじめとした鳥の歌を積極的に作曲していた時期にあたります。初演は1959年に妻であるI.ロリオによって行われました。
構成数 | 3枚
オリヴィエ・メシアン:《鳥のカタログ》 全曲
[CD1]
1. 第1巻
2. 第2巻
3. 第3巻
[CD2]
4. 第4巻
5. 第5巻
6. 第6巻
[CD3]
7. 第7巻
8. オリヴィエ・メシアン:ニワムシクイ
【演奏】
アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)
【録音】
1993年3月-11月 ベルリン
【原盤】
Deutsche Grammophon
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1.[CD]
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2.[CD]
-
3.[CD]
「鳥のカタログ」のタイトルは13種ですが曲中には77種の鳥の歌が入っています。「ニワムシクイ」は15種。解説は各トラックの何分何秒に、どの鳥がどのように(元気に、歓ばしげに等)鳴くのか、さらに鳥の飛翔や風景の時間変化の描写に至るまで、詳細なタイムテーブルになっていて、音楽の内容が文字通り手に取るようにわかります。演奏も切れ味良く、この曲集の魅力を初めて実感しました。なお総演奏時間は「約3時間半」ではなく「鳥のカタログ」2時間33分38秒と「ニワムシクイ」27分44秒です。「イヴォンヌ・ロリオ」は「I.」ではなく「Y.」。内容を知らずに紹介を書くのはやめましょう。
昨年パリに初めて行きました。夕暮れ時に、訪ねたお宅の庭で、鳥の声を聞きました。とても美しく、表情豊かで、音楽を聴いているような気持ちになりました。その時初めて、メシアンの鳥のカタログがなぜ作曲されたのか理解できました。ウゴルスキの演奏はすばらしいです。彼の演奏を聴くたびに、パリの庭に響く色々な鳥の声が思い出されます。
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