| フォーマット | Blu-ray Disc |
| 発売日 | 2016年09月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | キングレコード |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KIXF-407 |
| SKU | 4988003840679 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
【映像特典】
★貴重なテレビ放送版日本語吹替音声をダブル収録!(1975年11月12日放送"水曜ロードショー版"&1985年1月17日放送"木曜洋画劇場版"/ともにイーストウッド=山田康雄)
★オリジナル劇場予告編
※日本語吹替音声はテレビ放送用のものをそのまま収録しております。吹替音源の無い部分につきましては、英語音声/字幕スーパーとなっております。
※吹替音声に関しましては古い音源のため、音声にお聞き苦しい箇所がございます。原版に起因するものであり、製品不良ではございませんので予めご了承下さい。
その夜から蒼ざめた血のざわめきが聞こえはじめた――森ふかい女だけの館に......
《ローズマリーの赤ちゃん》をしのぐ衝撃作!
クリント・イーストウッド×ドン・シーゲル監督、黄金コンビによる異色の傑作がついに初ブルーレイ化!
監督ドン・シーゲル、主演クリント・イーストウッド。「ダーティハリー」を頂点として5本の作品でパートナーシップを組んだ最強コンビの3作目にして、ともにそのコラボレーションの最高傑作と公言する幻の一作。クリント・イーストウッド主演作で唯一DVD化されていなかった、イーストウッド主演作最後のDVD化作品で、さらにはイーストウッドが劇中にて他人に殺される唯一の作品(しかも足を切断され、毒キノコで殺される!)という、非常に珍しくも貴重な一作だ。
ドン・シーゲルとの第2作、「真昼の死闘」撮影中、トーマス・カリナンの小説「欺かれた人々」を読んで気に入ったイーストウッドは、さっそく監督のドン・シーゲルに小説を渡した。シーゲルも同様にこの企画は大きな可能性を秘めていると同意し、映画化が決定。それはそれまでアクションヒーローとしての地位を確立していたイーストウッド、そしてそれまでB級アクションやプログラムピクチャーのしがない監督だったシーゲルの両者にとって、まったく新たな試み、新境地開拓へ挑戦する野心作だった。内容は、それまでのアクションや西部劇から一転、女性の恐怖を描くゴシック風のスリラー。
しかし公開当時、宣伝用のポスターではイーストウッドが銃をかまえ、あたかも南北戦争で大活躍して勝利を収めるようなアートワークで宣伝され、配給元のユニバーサルでは宣伝方針や公開規模などが揉めに揉めた結果、プレミア上映は中止、急に一斉公開され一週間で打ち切られた。
配給の姿勢に失望と苛立ちを覚えたイーストウッドとシーゲルだったが、作品の出来には両者とも非常に満足していた。クリント・イーストウッドやドン・シーゲルの作品は、そのネームバリューの大きさからか何故かアメリカン・ニューシネマの範疇で語られることが無いが、本作は、その内容の地味さと同時代性、そして配給元との関係性において、同じユニバーサル配給のニューシネマ「さすらいのカウボーイ」や「断絶」と非常に似通った運命を辿った作品といえる。所謂"呪われた傑作"である。
また特筆すべきは、本作撮影中にイーストウッドはドン・シーゲルについての短編映画「THE BEGUILED:STORY TELLER」を撮っている。この短編は後にテレビ放映されたらしいが、次に続く初監督作「恐怖のメロディ」の予行演習的な側面を持っている。事実、イーストウッドが初監督作に選んだその「恐怖のメロディ」は、アクションやウェスタンなどイーストウッドが得意としていた、客を呼べるジャンルではなく、「白い肌の異常な夜」をそのまま受け継いだかのような、女性に襲われる恐怖を描くスリラーである。そのようなことからも、本作は、アクションスターではなく映画作家としてのイーストウッドの原点ともいえる作品であり、イーストウッド自身が最も気に入っている作品の一つである。

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