3度のグラミー受賞を誇り、ソルトレイク五輪でのパフォーマンスなど国民的ロック・バンド、トレインの新作はまさかのフル・カヴァー・アルバム!キャリア初のカヴァー・アルバムとして彼らが選んだのは、敬愛してやまないレッド・ツェッペリンのセカンド・アルバムをまるっとカヴァーすること!
これまでも、ヒース・レジャー主演の映画「ROCK ON!」サントラに「ランブル・オン」のカヴァーを提供したり、ライヴのセットの中にレッド・ツェッペリンの楽曲を取り入れてきた彼らだが、本作『DOES LED ZEPPELIN II』のアイディアが生まれたのは、2016年の2月に行われた音楽クルーズ・イベント"SAIL ACROSS THE SUN CRUISE"でのこと。彼らが毎年主催している、ライヴを楽しみながらクルーズするこのイベントで、『LED ZEPPELIN II / レッド・ツェッペリンII』のアルバム全部をカヴァーしたものを披露したのがきっかけになったという。「俺たちはレッド・ツェッペリンが大好きで、音楽的にも大きな影響を彼らから受けている。そこで思ったんだ、純粋にファンと楽しむ為に、カヴァー・アルバムを作ったらいいんじゃないかって」そう語るのはフロントマンのパット・モナハン。さらに彼はこうも語っている。「一番大変だったのは、どのアルバムにするかってことだったんだ」
トレインがファンと一緒に楽しみたい、リスペクトと愛が詰まった本作『DOES LED ZEPPELIN II』。アルバムの売上から得たバンドの収益は全て、彼らが長年サポートを続けている癌や生命の危機にある病気に罹った子供を持つ家族を支援するNPO施設Family House of San Franciscoへ寄付されるとのこと。
発売・販売元 提供資料(2016/05/13)
グラミーを3度も受賞しているビッグなバンドが、唐突にツェッペリンの69年作『Led Zeppelin II』を丸ごとカヴァーするというアルバムを出してきた。純粋に音楽を楽しむために企画したらしいが、お遊びにしては細部まで研究されているというか、くぐもった音質も含めてオリジナルとかなり近い出来になっているので、聴き比べたらおもしろいと思う。収益は難病の子どもたちの支援に全額寄付されるとのこと。
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タワーレコード(vol.393(2016年7月25日発行号)掲載)