セカンド・アルバム『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』が、全英のみならず、全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得!日本でも快進撃を続ける作品に、ビジュアルを余すことなく堪能できるミュージック・ビデオを多数追加収録した豪華盤の登場! (C)RS
JMD(2016/06/17)
モノクロからピンクに進化。ジャケ写が音色を象徴し、長ったらしいタイトルが長編映画のようにドラマティックな作風を要約している。全英1位を記録したデビュー盤から3年、1975が〈80年代のサウンド〉をテーマに野心的かつ大胆な飛躍作を届けてくれた。スクリッティ・ポリッティからニュー・オーダー、ポリスにヤズーにプリンスまで、80sのヴィヴィッドな部分のみを抽出。一世風靡したかつてのスタイルをモダンな感性で切り取るアプローチは、カーリー・レイ・ジェプセン『Emotion』にも通じるものだ。エレポップやファンク調での弾けるポップネスが、出世曲"Chocolate"以上の躍動感を推し進める。と同時に、前作では遠慮がちだった彼らの静寂面も大幅に表出。音響系の音使いを駆使した6分以上に及ぶ表題曲など、艶やかな装飾へのこだわりが全編で漲っている。前作のヒットがまぐれじゃなかったことを証明。あとはフロントを張るマシューのスター・パワーがどこまで女子の心を掴めるか。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.388(2016年2月25日発行号)掲載)