スリーピング・ウィズ・サイレンズのケリンが惚れ込んだバンド"アヴィオン・ロー"のエピタフ第一弾アルバム!
テキサスを拠点として活動する4ピース・バンド、"アヴィオン・ロー"。2011年にアルバム『TheArt Of Fiction』をリリース。ボーカル エヴァンのカリスマ性溢れるパフォーマンス、キレのあるライブでメロコア・ファンの間では既に話題になっていた。転機となったのが、今作の制作に取り掛かり始めていた2014年。人気パンク/ハードコア専門誌オルタナティヴ・プレス誌を介して新曲のデモを発表したところ、スリーピング・ウィズ・サイレンズのフロントマン、ケリンの耳に留まり、今作にも収録されている「Into The Rest」にケリンが参加するまでになった。その後もケリンは自身が所属するエピタフに彼等を紹介。今作のリリースに至ることとなった。今作では、バンドの幅広い音楽性を楽しむことができる。結成からタフなライブを積み重ねてきた彼等が、いかにダイナミックなバンドとして今作を完成させたのか、納得の内容だ。
発売・販売元 提供資料(2016/04/18)
ケリン・クイン(スリーピング・ウィズ・サイレンス)に見い出されたテキサスの4人組。このセカンド・アルバムは繊細な美メロをじっくり聴かせるエモ・ロック作品だ。鍵盤やストリングスを隠し味に、雄大なドラマ性で引き込む曲調が良い。特に深海の底から歌い上げるようなエヴァンの神秘的なヴォーカルは絶品。アコギ弾き語り風の"June"や、ケリンみずから参加した"Into The Rest"の荘厳な空気に心が洗われる。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.392(2016年6月25日発行号)掲載)