カナダはサスカチュワン州出身の若きシンガー・ソングライター、アンディ・シャウフがアンタイ・レーベル移籍第一弾となるニュー・アルバム『ザ・パーティー』をリリース。
2015年にリリースした3rdアルバム『ザ・ベアラー・オブ・バッド・ニュース』(ブロークン・ソーシャル・シーンやスターズを輩出するカナダの名門レーベル、アーツ&クラフツよりリース)で"エリオット・スミスの再来"と評され、早耳リスナーの間で一躍話題となったシャウフ。ブランクを開けずに制作された本作『ザ・パーティー』はシャウフのソングライティング能力の飛躍的成長を見せつけた大傑作アルバムとなった。
決して派手さこそ無いものの、職人的センスによって丹念に磨き上げられたようなメロディーと美しく配置されたアコースティック・ギターやリズム隊などの各楽器で無駄の無い、研ぎ澄まされたメランコリックでポップなサウンドを披露。シンプルである一方、随所に顔をのぞかせるシンセやストリングス、クラリネットなど多種多様な楽器で"パーティー"に相応しい適度な彩りを作品に与えている。シャウフ本人が最も敬愛するエリオット・スミスや同郷のニール・ヤングなど伝説的なシンガー・ソングライター達にも引けを取らない、大きな可能性を感じさせる名作の誕生だ。ささやかに催された"パーティー"を舞台に招待客が織り成すこの10編の物語は、期待や不安、憂いと喜びなどあらゆる感情が交差した人間ドラマとなっている。
発売・販売元 提供資料(2016/04/08)
アーツ&クラフツにも作品を残しているカナダの若手シンガー・ソングライター。このアルバムはアンタイからのリリースとなり、レーベルメイトのジェフ&スペンサー・トゥイーディ(ウィルコ)が彼の才能を絶賛したことで、いま大きな注目を浴びている。慎重に音数を絞った簡素なバック演奏と、壊れそうなほど繊細で浮遊感のあるヴォーカルが魅力的。〈エリオット・スミスの再来〉と呼ばれているのも納得だ。
bounce (C)吾郎メモ
タワーレコード(vol.391(2016年5月25日発行号)掲載)