フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年04月27日 |
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規格品番 |
TWSA-1014 |
レーベル |
|
SKU |
4988001792765 |
※ 限定盤。ステレオ録音。デジパック仕様
※ TWCO-71(2014年9月12日発売)の、SACDハイブリッド仕様盤(CD層は別マスタリング)
※ SACD層:MS 24bit Processing 192kHz-24bit マスタリング(日本コロムビア保有のアナログ・マスターテープより 2014年に192kHz/24bit マスタリング)のDSD化
※ CD層:デンオン製A/D コンバーターを用いて、44.1kHz/20bit でデジタル変換を行った 2016年新マスタリング
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ 解説:満津岡信育氏(新規書き下ろし)
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープにあるものです(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録されています)。ご了承ください。
CD層は従来盤と異なる新規リマスタリングで再発!
2014年9月12日発売のTWCO-71のSACDハイブリッド仕様盤(CD層は別マスタリング)。数あるブルックナー録音の中でも、ひときわ輝きを放つ名盤、コンサートホール・レーベルに遺されたシューリヒト&ハーグ・フィルの第7番の超絶名演をSACDハイブリッド化。SACDではマスターテープにたいへん近い高音質をお楽しみいただけます。またCD層は今回新たにアナログ・マスターからDENON純正機器によるマスタリングを行っており、従来発売盤と異なる音質が楽しめます。今回のCD層は、より音楽を楽しむためのエクストラとしての位置付けであり、「プラスアルファ」として、従来盤CDをお持ちの方でも楽しんでいただける限定盤です。今回の第4回発売では、シリーズ新規の1アイテムを加え、合計4タイトルを発売いたします。1964年に録音されたシューリヒト指揮のブルックナー第7は、今日なおこの作品のもっとも美しい演奏として知られています。第1楽章冒頭から、シューリヒトの演奏は落ち着きある高雅さに溢れ、テーマの雄大な歌わせ方と澄み切った響きは、アルプスの雄大な眺望を思わせます。音楽はルバートが少なく、きびきびと進行しますが、その実、楽想変転に応じた絶妙な緩急があり、スケールの大きさと引き締まった造形が見事に両立しています。第2楽章も深く静かな佇まいに始まり、音楽が徐々に熱を帯び、フルトヴェングラーを想わせる壮麗なクライマックスに至るまで、素晴らしい集中力の持続を聴かせます。シューリヒトの音楽への没頭ぶりは、第1主題の下降音形で思わずリズムを取る足音に明らかでしょう。第3楽章主部のリズムの良さ、凄まじい高揚もシューリヒトならでは。一転、トリオでの驚くほどの柔らかさが見事なコントラストを形成します。そして終楽章。先行楽章に較べてしばしば作りの弱さも指摘されますが、シューリヒトの演奏では全くそのようなことを感じさせません。先行楽章で造型を引き締め、終楽章で響きを一気に開放する解釈が決まり、聴き手にこの上ない充実感を与えつつ作品を締めくくります。決して名手揃いとは言えないハーグ・フィルも最高の敬意をもって巨匠の要求に応えており、今回のブックレットで満津岡氏が記述されているように、実は綿密なリハーサルの上でこの演奏が収録されたとのこと。まさに歴史的な名盤のひとつに数えられるべき名演です。尚、1965年度ACC(アカデミー・シャルル・クロ)ディスク大賞を受賞しています。2014年のCD再発時においては、日本コロムビア所蔵のアナログ・マスターより、新規でハイレゾ・マスターを制作しました。アナログ・マスターから入念にデジタル化(192kHz/24bit)し、さらに綿密なマスタリングを施してあります。前回CDでの発売時に好評をいただいた音質を、SACD層では更にグレードアップ。弦楽器の生々しさや繊細な響きを堪能できます。CD層も今回新たにアナログ・マスターから違うスペックでデジタル化(44.1kHz/20bit)。CDスペックならではの押し出しと音の厚みを味わうことができる逸品です。特別な"コンサートホール音源"を、限定盤で発売します。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:00:00
ブルックナー:交響曲第7番
【演奏】
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮)
【録音】
1964年9月 デン・ハーグ
【原盤】
Concert Hall
このSACDは大成功です。 何よりも音に深みが増し、実在感が強くなった。 以前のCDの音は悪くはなかったが、音に薄っぺらい感じがあった。 ハーグフィルもベルリンフィルの様なスーパーオーケストラではないが、老指揮者のもと精魂込めて演奏しているのがよくわかる。素晴らしい!!
多分、これはシューリヒトのコンサートホール・レコーディングの中でもっともよい録音。CDの段階でも良かったが、音の伸びや臨場感等がいっそう改善されている。多分、倍音成分が出ることにより音の質感がよくなった―音が美しくなった―ことに満足である。たしかにあらもあるが、私には許容範囲である。究極の技術を追求することに汲々としている今の多くのオーケストラは私を幸せにはしない。
このSACDは,音質改善ぶりを味わうのにうってつけの存在である。CH盤特有の少し荒さのある音質だが,SACDのつやのある滑らかな音によって実在感が増しているのが嬉しい。これまでベールに隠されていた部分も浮き彫りとなり,それが演奏のアラも明らかにしてしまい,これまでとやや印象を異にするところがあるが,感銘の深い演奏であることに変わりはない。 シューリヒトの他のSACDにも手を伸ばしたくなった。
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サマリー/統計情報
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