NYを拠点に活動するオーストラリア出身のプロデューサー、アイザック・エマヌエルとインドネシア出身の女性ヴォーカリスト、ムラティ・マレーから成るエクスペリメンタル・ロック・デュオのヤング・マジックが2年振りとなる新作『スティル・ライフ』をリリース!デビュー・アルバム『メルト』がアニマル・コレクティブの流れを汲むインディ・ロックとエクスペリメンタル・サウンド合わさった傑作としてNPR、BBC、New York Times等の媒体から絶賛され話題となり、またバンドはピュリティ・リングのアルバム『シュラインズ』にフィーチャーされるなどUSインディー・エクスペリメンタル・シーンの一角として活動を続けてきた。そんな彼らの2年振り3作目となるアルバム『スティル・ライフ』はヴォーカリストであるムラティ・マレーの父の死をきっかけに、産まれの地であるインドネシアのジャワ島に訪れ彼女の家族の歴史を辿り、一カ月間川のほとりに小屋を借り制作したという。
「自分にとって父親は謎の存在なの。どうやったらアメリカ中西部産まれの男の子が60年代にボルネオ島のジャングルに行きついたか気になるでしょ。先住民の墓石を自分の時計と煙草と交換とか」とコメント。
アメリカに帰国後すぐに、チェリストのKelsey Lu McJunkins、デトロイト出身プロデューサーのErin Rioux、ジャズ・ドラマーのDaniel Alejandro Siles Mendoza、そして相方であるアイザック・エマヌエルを集結させ、そしてボーダーレスで無機質と有機質の間を迷うキラキラしたアルバムが完成。カトリック教徒の父とイスラム教徒の母の間に生まれ、ユニークな環境で育った彼女にとって自身のルーツを辿り、音楽で表現すると言うことは避けて通れない道であったに違いない。
発売・販売元 提供資料(2016/03/18)