Clash (Magazine) - "It cleverly toes the line between obvious nostalgia for `70s and `80s disco/funk, the archetypal Ed Banger production, and aspects of the neo-soul, R&B, and groovy hip-hop that has recently made the likes of Kaytranada and Soulection so popular."
Rovi
ジャスティスにフックアップされて華々しくエド・バンガー入りし、その名の通りにブレイクしたブレイクボットの2作目。軽快なディスコ調のビートと親しみやすいメロディーという特徴は、"Baby I'm Yours"(2010年)で歌っていたイルファンを正式メンバーに加えた本作において、そのキャッチーさに磨きをかけています。思わず腰の動いてしまうファンク度を増しつつ、一度聴いたら耳に残るキラキラでグルーヴィーな曲が満載。先行シングル"Get Lost"はファンキーなディスコ・ポップで、ファレルやマーク・ロンソン、タキシードあたりでブギーやファンクに開眼したた人も当然イケるはず。テンポを落としたダウンビート系もイイ感じだし、もちろんハウスやエレクトロ、ニュー・ディスコの文脈からも引っ掛かりそうな内容でしょう。いまやこのフレンチの期待の星が、確実にダフト・パンクの背後に迫る頼もしき存在になったことを証明する一枚。あと、ゴスロリな女の子の日常を描いた"2Good4Me"のMVも質が高くて必見です。
bounce (C)池田謙司
タワーレコード(vol.389(2016年3月25日発行号)掲載)