生でもエレクトリックでも行ける、超絶テクニックのベーシスト、ブライアン・ブロンバーグ。2015年12月にリリースされた『ベース・オデッセイ』に続いて、USA制作による新作が早くも登場!本作はジャズ・ベーシストとして原点回帰となる、スウィンギ―な演奏が楽しめる、痛快な、アコースティック・ジャズ・プロジェクトである。
発端は数年前に遡る。不慮のアクシデントにより背中に重傷を負ったブライアン。不屈の精神と家族のサポートにより、リハビリ後、見事現役復帰を果たす。その過程で、ブライアンと家族のスピリットは、彼のルーツである、アコースティック・ジャズへの回帰を促し、アルバム制作へと向かわせた。そのスピリットとは、彼の父、ハワード・ブロンバーグであり、アリゾナのツーソンで活躍したドラマーだった人物。ブライアンは本作の1曲目とラストで、時を超えた親子共演を実現している。まだブライアンが生まれる前に録音された、父親のバンドで、ブライアンはベースを弾いているのだ。(アセテート盤からサウンド・ファイルを取り出し、クリーンアップ、ブライアンの演奏をオーヴァーダビングしている。)さらにドラム演奏に、ギター代わりのピッコロベースを指でつま弾く、ブライアン・スタイルで、キューバンから、ザディコ、ディキシーランド、ニューオリンズ・ファンクまで、どこまでもスウィンギ―な演奏が飛び出す、痛快この上ないサウンド。マイケル・ジャクソンの名曲「Don't Stop 'Til You Get Enough」のスウィング・カヴァーも実に旬な選曲!そして忘れてはならないのが、我らが低音プロデューサー、Mr.森川に捧げられた、「Susumu's Blues」のブルージーな魅力も堪りません。バンド・バージョンは初収録!様々なチャレンジを続けてきたブライアン・ブロンバーグがぐるっと回って原点に戻った、スウィンギーなトラディショナル・ジャズ・アルバムを存分にお楽しみあれ!!
発売・販売元 提供資料(2016/03/11)