Qティップやタリブ・クウェリのライヴやレコーディングに重用され、ロバート・グラスパーとの親交も厚いNY在住の日本人アーティストが凱旋デビュー!J・ディラやジェイムス・ブレイクに衝撃を受けたというバークリー音楽院出身のキーボーディストで、ジャズとヒップホップ感覚を併せ持つ端正な演奏は、まさに新世代のサウンド。ビラルやクリス・ターナーも参加。
タワーレコード(2016/06/01)
バークリー音楽院出身の日本人で、NYを拠点に活動するキーボード奏者、BIGYUKIのデビュー・アルバム。Qティップやタリブ・クウェリ、ロバート・グラスパー、ベン・ウィリアムスと共演/共作の経験があり、ジャズ界からも、ブラック・ミュージック・シーンからもリスペクトされる世界基準の日本人アーティストが凱旋デビュー! (C)RS
JMD(2016/03/11)
バークリー音楽院出身、NY在住の邦人キーボーディスト、平野雅之の処女作はグラスパーやQティップとの親交と人脈が反映された最先端のジャズ・エレクトロ/ヒップ・ホップ。平野がバックバンドで演奏するビラルがヴォーカル&リリックで参加し、盟友の力作に華を添える。そんな本作の特徴は平野ルーツのひとつであるショパンを連想させる憂いのあるメロディと近年の現代ジャズ作品のなかでも一際に硬質なプロダクション。白眉が要注目のドラマー、ジャスティン・タイソンが参加の《revolution US》だ。8分にも及ぶ長尺のラスト・トラックはハードSF小説の如き辛口な読後感を与える。
intoxicate (C)田澤雅之
タワーレコード(vol.122(2016年6月10日発行号)掲載)
Q・ティップやタリブ・クウェリらのライヴやレコーディングで活躍してきたNY在住の日本人キーボーディスト。ダルー・ジョーンズ(ドラムス)らの助力で仕上げた昨年のアルバムが、一般流通の日本盤としていよいよ逆輸入だ。ヒップホップ感覚を裏地に合わせたアコースティックで端正な演奏は現代ならでは。ビラルやクリス・ターナーの参加もあり、グルーヴィーで小気味良い才能のショウケースとして気負わず楽しみたい。
bounce (C)香椎恵
タワーレコード(vol.391(2016年5月25日発行号)掲載)