これぞブルーアイド・ソウルの決定盤! ポール・ヤング、約20年振りとなる新作ソロ・アルバムはソウルの名曲をカヴァーした、"至福のソウル・ソングブック"!
発売・販売元 提供資料(2016/03/04)
80年代、ホール&オーツのカヴァー「Everytime You Go Away」が大ヒットとなり、世界的な人気を博した、ポール・ヤング。英国を代表するブルー・アイド・ソウル・シンガーの一人である彼が、還暦を迎えた2016年、約20年振りとなる新作ソロ・アルバムをリリース! 久しぶりのソロ・アルバムとなる『GOOD THING』は、ポールのルーツとも言える、ソウルのクラシック・ナンバーを中心にカヴァーした"ソウル・ソングブック"である。そしてこの作品を制作するにあたってポールがタッグを組んだのは、アフリカ・バンバータからプラネット・パトロール、ニュー・オーダーからペット・ショップ・ボーイズまで幅広いアーティストと仕事をしてきたプロデューサー、アーサー・ベイカー。さらにポールのバックを固めるのは、ポール・ステイシー(Oasis、Black Crows)、ジェレミー・ステイシー(High Flying Birds、Black Crows、Waterboys)、グレン・マトロック(Sex Pistols)、ジェイムス・ハラウェル(Stereo MC's、Waterboys)など英国音楽シーンの錚々たるミュージシャンたち。収録されているのは、アル・グリーンの「L-O-V-E」から、ステイプル・シンガーズの「Touch A Hand, Make A Friend」、スライ・ジョンソンの「Back For A Taste of Your Love」からビー・ジーズの「Words」やジョニー・テイラーの「I Believe In You」まで、ポールが"自分のソウル"を形作ってきた曲を選び抜いたもの。Staxを中心に、メンフィス・ソウルのナンバーが多いのも、本作の特徴の一つかも知れない。
発売・販売元 提供資料(2016/03/04)
アル・グリーン、ステイプル・シンガーズ、シル・ジョンソンらの代表曲やレア曲をカヴァーした約20年ぶりとなるこのアルバムは、歌い続けてくれていたことに感謝したくなるような一枚だ。プロデュースはアーサー・ベイカー。今年還暦を迎えたヤングだが、歌声は相変わらず若々しく、深みもあるが艶もある。メンフィス・ソウル曲を多めに選んだのも、活き活きと躍動するヴォーカルを聴かせたかったからだろう。
bounce (C)内本順一
タワーレコード(vol.391(2016年5月25日発行号)掲載)