Snarky Puppyで活躍中のソングライター/プロデューサー/オルガニスト、Cory Henryのソロ・アルバムがリリース!なんと2歳から演奏をスタート、多くの観客に感動と驚きを与えてきた彼、影響を受けているのはオスカー・ピーターソンからビリー・プレストンまで、そしてこれまで共演してきたスターたちはブルース・スプリングスティーンからヨランダ・アダムスまで。本作でコリーはアメリカン・ゴスペル、ソウルを見つめ直し、Stevie Wonder, Bobby McFerrin, John Coltrane, Mom Winans, Ben Harper,などの名曲のカヴァーを収録!
Yolanda Adams, Sara Bareilles, P. Diddy, Kirk Franklin, Kenny Garrett, Robert Glasper, Derrick Hodge, Shaun Kingston, Donald Lawrence, Michael McDonald, Boyz II Men, NAS, Bruce Springsteen, The Roots とこれまで共演しており、グラミー・ウィナーのSnarky Puppyの中心メンバーの一人。しかしながら、本作はコリー・ヘンリーの本当の物語,ライヴ・アルバム+DVDでヘンリーのディープな音楽的ルーツ(教会からのものと教会外からのもの共に)を垣間見ることができます。本作はブルックリンの教会Greater Temple of Praiseでライヴ録音, ゴスペル、ジャズ、ソウルといった彼の音楽的ルーツのショーケースを展開。ハモンドB-3オルガンを終始演奏、参加ミュージシャンはドラマー、James WilliamsとCoryのゴッドファーザーともいえる Bishop Jeffrey White、彼は "Old Rugged Cross."でヴォーカルをとっています。全体的にインプロヴィゼーション全開!ソウルフルでパワフルな演奏!Coryは正式な音楽的教育を受けたわけではないがハモンドを2歳という年齢から演奏し始めた。6歳でアポロ劇場の"アマチュア・ナイト"に出演し、ファイナリストに選出!その後教会で演奏することで腕を磨いていった。
本作のセット・リストは昔ながらのゴスペルからスティーヴィー・ワンダーまでを網羅。"That's Why I'm Happy" と"I Want to Be Ready,"など観客も一体となっ盛り上がる曲から観客を穏やかでハッピーにさせる演奏まで臨場感あふれる演奏。
発売・販売元 提供資料(2016/03/25)
ハモンドの魔術師とは、ジャズではかつてジミー・スミスのことだった。今、文字通りのハモンドの魔術師とはこの、コリー・ヘンリーを置いて他は見当たらないのではないか。YouTubeをみれば確かに??!なテクニックを披露するオルガニストはいないではないが、音色、ダイナミクス、すべてを把握した上に成り立つ表現!の幅広さは際立っている。こんなキレキレのオルガンサウンド、正直、なかなか聴けませんよ。一体どうやって演奏しているのだろう。スナーキー・パピーからB.スプリングスティーンまで、様々なアーティストが自分のバンドで聴いてみたくなるオルガニストの真価が、爆発するライヴ。何もかも鷲掴みにされた心地。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.121(2016年4月10日発行号)掲載)