NYブルックリン出身のインディー・ロック・バンドのラ・ラ・ライオットが前作『ベータ・ラヴ』以来、約3年振りとなる待望のニュー・アルバム『ニード・ユア・ライト』をリリース!2008年のデビュー以来、ポップでキラキラした軽やかなサウンドで活発にライブ活動を続け、10年2作目『ジ・オーチャード』を発表。インディー・リリースながら全米チャート36位を記録するなど一気にブレイク。日本でも、同年にアジアン・カンフー・ジェネレーション主催『NANO-MUGEN CIRCUIT 2010』全国ツアーに参加し話題となった。11年には初の単独公演やフジ・ロック・フェスティバル'11で来日、また13年2月にはHostess Club Weekender出演、11月には単独ジャパン・ツアーを行うなど着実にファンを増やし続けてきた彼ら。前作の『ベータ・ラヴ』のリリースとツアーの後、長期で音楽活動を休む予定が、数か月後には耐えきれなくなり新しい音楽を作り始めたのだと言う。そうして出来上がった今作にはプロデューサーにヴァンパイア・ウィークエンドのメンバーであり、様々なアーティストのプロデュースなど務めるロスタム・バトマングリ、そしてこれまでのラ・ラ・ライオットの歴代アルバムプロデューサー、デニス・ヘリング、ライアン・ハドロック、アンドリュー・マウリーが集結!ハウス・パーティー・バンドとして始まり、常に音楽を楽しむことを忘れずにいるバンドがまた一つ新たな傑作を作り上げた!
発売・販売元 提供資料(2016/02/29)
チェンバー・ポップ・バンドという活動初期の面影も残しながら、さらなる進化を遂げた3年ぶりの新作。ブルックリンの5人組が今回挑んだのは、ビートを際立たせたインディー・ダンス・ロックだ。でもマニアックに寄りすぎず、メインストリームへ喰い込めるキャッチーな一枚に仕上がっているのが何とも彼ららしい。ほんのりファンキーな作りが、今様の〈シティー・ポップ〉と絶妙に共鳴しているところも注目ポイント。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.388(2016年2月25日発行号)掲載)