サンタナ話題の新作は、70年代初期の伝説のメンバーが45年ぶりに再結集!全世界のトータル・アルバム・セールス1億枚以上、グラミー賞10冠のスーパー・ギタリスト、カルロス・サンタナの"サンタナ"名義として通算24枚目となるオリジナル・アルバム、その名も『SANTANA IV(サンタナIV)』。本作は、サンタナの最初期メンバーであるグレッグ・ローリー(Key/Vo:後にジャーニーに加入)、マイケル・カラベロ(Perc)、マイケル・シュリーヴ(Dr)、そして71年の『サンタナIII』で当時弱冠17歳という若さで抜擢されたの二―ル・ショーン(G:現ジャーニー)という、71~72年の伝説のラインナップが実に45年振りに再結集して制作したオリジナル・スタジオ・アルバム。
全16曲収録で、アイズレー・ブラザーズのロナルド・アイズレーが2曲でゲスト・ヴォーカルとしてフィーチャーされてるほか、現サンタナ・バンドのメンバーであるカール・ペラッツォ(パーカッション)、ベニー・リートヴェルト(ベース)も参加している。かの有名な69年の「ウッドストック・フェスティヴァル」での衝撃的パフォーマンスで一躍その名を世界に知らしめたサンタナ。1stアルバム『SANTANA(サンタナ)』(69年)、共に全米1位に輝いた2ndアルバム『ABRAXAS(天の守護神)』(70年)と3rdアルバム『SANTANA III(サンタナIII)』(71年)の初期3作品は、まさにサンタナ・サウンドの代名詞となったブルース・ロックとアフロ・ラテンのリズムが融合した画期的な内容で瞬く間に世界的な人気を得ることに成功した。初期代表曲「BLACK MAGIC WOMAN(ブラック・マジック・ウーマン)」、「OYE COMO BA(僕のリズムを聞いとくれ)」、「SAMBA PA TI(君に捧げるサンバ)」などサンタナ・クラシックスと呼ばれる楽曲の多くがこの時期に誕生している。今回のクラシック・サンタナ・バンドのメンバーではニール・ショーン以外はデビュー時から参加しているが、ニール・ショーンが加入したのが71年の『SANTANA III』ということと、その次の4thアルバム『CARAVANSERAI』(キャラバンサライ)が、それまでの音楽的アプローチとは異なるコンセプチュアルな作品になっていることから、本作は「初期3作品に続く方向性で『III』のメンバーと制作したアルバム」ということでセルフ・タイトルを冠しての『IV』と名付けている。また、アートワークも1stアルバムの印象的なライオンの絵を彷彿とさせるものになっており、往年のファンには堪らない新作が完成した。
発売・販売元 提供資料(2016/02/22)
45年ぶりに初期メンバーが揃ったニュー・アルバム。って、こんなの興奮するしかないだろ! 野蛮なまでに昂揚感を煽るパーカッション、グレッグ・ローリーの黒くグルーヴィーなオルガン、そして官能と熱情が激しく交錯するカルロスとニール・ショーンのツイン・ギター。ここにはまぎれもなく、猥雑で妖しいサンタナ流ラテン・ロックの血潮が迸っている。ロナルド・アイズレーの客演も光る、鮮烈な原点回帰作!
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.390(2016年4月25日発行号)掲載)
70年代前半のゴリゴリのラテンロック好きな人には必聴だとおもいます。