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ピアノの巨人 豊増昇

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フォーマット 書籍
発売日 2015年12月21日
国内/輸入 国内
出版社小澤昔ばなし研究所
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784902875720
ページ数 164
判型 A5

構成数 : 1枚

□はじめに 小澤征爾

□「ちょっとさん」が語る豊増昇 豊増敏子語り 小澤幹雄聞き書き
序 故郷で開かれた生誕百年音楽祭/生い立ち/東京音楽学校時代/ヨーロッパ留学・デビュー/出会い・結婚/鍵盤の小さいピアノ/戦時下の生活/戦後初の渡欧――新バッハ協会・各地でのリサイタル

□バッハの豊増
豊増昇とバッハ/ベルリン・フィルとの協演

□音楽教育者として
バイエル/音楽教科書

□恩師を語る
「スモール豊増」の思い出(舘野泉)/ピアノとラグビー、小澤君指揮もあるよ(小澤征爾)/憶う日に(末吉保雄)/「昇叔父さん」のこと(久原興民)/父の思い出 吉島龍子

□年譜/CD・LPリスト/参考文献

□「聞き書き」のあとがき 小澤幹雄

  1. 1.[書籍]

ピアニスト豊増昇は、第二次大戦前から活躍し、ドイツでも各地で演奏会を開き、そのバッハ、ベートーヴェンの正統的解釈と演奏はドイツ人を驚嘆させた。また日本人として初めてベルリンフィルと共演した。戦後と現代の日本で活躍している、あるいは活躍したピアニストの多くが、豊増昇の薫陶を受けている。少年時代の小澤征爾が、ラグビーで指を骨折し、ピアノを諦めようとした時、「指揮という道もあるよ」と言って新しい道を拓いてくれたのは豊増昇だった。
百歳になられた敏子夫人は、夫君との思い出と想いを、本書のために六回にわたって語られ、二〇一五年九月二十九日、その生涯を終えられた。

本書は指揮者として八十歳を迎えた小澤征爾が、心を込めて恩師に贈る感謝の書である。

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フィーチャードアーティスト: 豊増昇

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