| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1996年04月15日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | CPO |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CD999390 |
| SKU | 761203939022 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:54:00
German Radio Recording Studio, Cologne,etc

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ベックの交響曲 作品3の 第3~5番を ミヒャエル・シュナイダー指揮 ラ・スタジオーネの古楽器オーケストラによる演奏で収録したアルバム。ピリオド楽器の弦の編成は 5-4-3-2-1+チェンバロというもの。
ハイドンの2年年下にあたる 古典派の音楽を書いたベックの交響曲から3曲が演奏されています。
ミヒャエル・シュナイダーの指揮は、古楽器の美しさを際立たせた、温かな演奏です。
最初の 作品3-3の ト短調の作品は、古典派の疾風怒濤期のト短調交響曲のひとつとして語られる作品。ハイドンやモーツァルトのト短調作品のような 峻厳さはありませんが、しっかりとした構成による 聴き応えのある作品なので、古典派交響曲の1つとして 確固たる位置に置ける作品なのですが、唯一 気になるのが 楽器編成。弦楽合奏にホルン×2という 木管楽器を省いている編成。
この演奏のように、第1ヴァイオリンが5のように 中型のオーケストラだと 貧弱さを感じないのですが…
次には ニ短調の 作品3-5の交響曲。評論家筋には 古典派の ト短調以外の短調交響曲は 無視されがちですが、このニ短調の交響曲は ト短調よりも 彩り豊かな魅力的な作品です。優しく可愛らしいAndantinoは このアルバムの白眉だと思えるくらい。
最後の変ホ長調の交響曲は、ホルンの響きがしっかりと溶け込んだ 古典派らしい暖かな音楽に満ちた作品。
このような3曲を収録した、貴重なベックの 美しい響きに満ちたアルバムです。
古典派音楽の好きな方でしたら、聴いた瞬間に惹かれること間違いなしです。