IDM、ビート・ミュージック、インディ/ダンスからR&Bまでをクロスしたスケールの大きな美麗サウンドで世界を魅了したアイルランドのエレクトロニック・プロデューサーMMOTHSによる初アルバム『Luneworks』が仏Because Musicから登場。
2012年から13年にかけて発表したわずか二枚のEPでエイフェックス・ツインやTHE XXの前座を射止めるなど急浮上を果たした注目の新鋭による待望のフル・レングス。
白昼夢のようなシューゲイズ・モード、透明度の高い沁みるシンセ・サウンド、ソウルフルなエモーションと非凡なソングライティングに一層の磨きをかけ、先鋭的でありながらもこれまで以上にポップな感触を打ち出した飛躍の一枚。
Ninja TuneからのリリースでUKシーンにも極太のクサビを打ち込んだカリフォルニアの奇才リー・バノンによるリミックスがイチ早くフロアで炎上中の先行シングル曲「Deu」、そのオリジナル・バージョンの内省的でありながらもノイジーで暴力的なサイケデリアは、往年のボーズ・オヴ・カナダを思わせる貫禄も(PVはマリリン・マンソンやゲサフェルスタインを手掛けたアート・ディレクター、ハサン・ラヒームが担当)。
ケヴィン・シールズのラウドネスとジェームス・ブレイク的な静謐さをあわせ持った全く独自の突き抜けたシューゲイズ/アンビエント・スタイルでネクスト・ステージへと突入したMMOTHS。新時代の幕開けを告げる全音楽ファン必聴の強力盤!
発売・販売元 提供資料(2016/02/09)
18歳でEPデビューを飾り、ウィッチ・ハウス好きの心を掴んだアイルランド生まれの若手クリエイターによる初のフル・アルバム。ボーズ・オブ・カナダとXXを繋ぐ緻密なビートメイキングと、美しくも儚いノイズにノスタルジーを漂わせつつ、みずからのヴォーカルを披露した"Eva"ではジェイムズ・ブレイクのような色気もチラ見せ。日本人としては、2部構成の最終曲"Naoko"の誕生秘話も気になります。
bounce (C)上野功平
タワーレコード(vol.389(2016年3月25日発行号)掲載)