〈オンライン&マケプレ〉全品20%ポイント還元キャンペーン開催期間:2025年12月19日(金)0:00~12月21日(日)23:59まで![※期間中のご予約・お取り寄せ・ご注文が対象 ※店舗取置・店舗予約サービスは除く]
書籍
書籍

小林秀雄の流儀

0.0

販売価格

¥
1,342
税込
ポイント20%還元

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2015年12月20日
国内/輸入 国内
出版社文藝春秋
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784168130564
ページ数 352

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

「日本および日本人とは何か」を問い続け、『「空気」の研究」など多くの名著を遺した山本七平。そして、その彼が最も畏れを抱いた小林秀雄。そもそも山本七平にとって、小林秀雄は、気軽に取り上げられる対象ではありませんでした。
1951年刊行の創元社版の小林秀雄全集を「徹底的に読み返し読み返し、暗記するまで読んだ」という山本七平は、生前、一度も本人に会ったことはなく、小林秀雄論を書いたこともなく、そればかりか、自らの原稿で言及したり引用したことは一度もなかったと言います。それほど畏れ多い存在だったのです。ところが訃報の直後に小林秀雄について書くよう不意に依頼を受けます。「お前はまさか、もう小林秀雄が絶対に読まないと思って、引き受けたのではあるまいな」との自問と畏れを伴いながら執筆されたのが本書です。

「自分に関心のあることにしか目を向けず、書きたいことだけ書いて現実に生活していけたら、それはもっとも贅沢な生活だ。そういう生活をした人間がいたら、それは、超一流の生活者であろう。もう四十年近い昔であろうか、私が小林秀雄の中に見たのはそれであった。そして私にとっての小林秀雄とは、耐えられぬほどの羨望の的であった。」
山本七平が小林秀雄から受けたのは、文字通り「衝撃」でした。そして「小林秀雄の言動はなぜ社会に衝撃を与えたか」と問い、「過去を語ることによって未来を創出している点」こそ「衝撃」だったと述べています。
単なる批評家ではなく「生活者」としての小林に着目する点において、数ある小林秀雄論と一線を画しています。「自分に関心のあるものにしか関心をもたず、書きたいことしか書かず、また出したい本しか出さないで、しかも破綻なき生活者であること。どう生きればそれが可能なのか」――その「秘伝」が、本書で描かれる「小林秀雄の流儀」です。
(解説・小川榮太郎)

作品の情報

メイン
著者: 山本七平

その他
フィーチャードアーティスト: 小林秀雄

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。