Dial Recordsやドイツのミニマル・テクノ・レーベルより数多くの作品をリリースしてきたパンサ・デュ・プリンス。過去にデペッシュ・モード、アニマル・コレクティヴ、ブロック・パーティー等にリミックスを提供しており、その知名度はジャンルを超え広がりを見せている。そんな彼がRough Tradeから新作EP『ザ・ウィンター・ハイム』をリリース。
デビュー時からハウス~ミニマル・テクノからのを影響を受けた楽曲を発表してきたパンサ・デュ・プリンス。最近ではシューゲイズの要素も取り込れたオリジナル・サウンドを追求してきた。それはまるでスロウダイヴやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインからデトロイト・テクノの伝説プロデューサー、カール・クレイグのサウンドを混ぜ合わさせたような独自のモノとなった。クチコミで注目が集まるなか2004年にドイツのテクノ・レーベルDial Recordsからデビューアルバムをリリース。2004年から2016の間に彼は精力的に活動を続け、アルバムを4作品をリリースし、2010年には英レーベルRough Tradeからアルバム『ブラック・ノイズ』を発表。この作品からメロディやサウンドスケープが強調されるようになり、現在ではテクノ・アーティストというよりは実験的エレクトロニック・プロデューサーとして名が知られるようになった。本EP『ザ・ウィンター・ハイム』では、今までのソロでアルバム制作を行ってきたパンサ・デュ・プリンスがセッション・メンバー3人と共に作り上げジャム・セッションを基にした作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2016/02/29)