あらすじ
「ソーシャル・ネットワーク」
2003年。ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルド・サヴェリンとともにある計画を立てる。それは友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうというもの。閉ざされた"ハーバード"というエリート階級社会で、「自分をみくびった女子学生を振り向かせたい」―そんな若者らしい動機から始まった彼らの小さな計画は、いつしか思いもよらぬ大きな潮流の最中へと彼らを導く。IT界の伝説ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会い、そして、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへの成長。一躍時代の寵児となった彼らは、若くして億万長者へと成り上がっていく。と同時に、最初の理想とは大きくかけ離れた孤独な場所にいる自分たちに気づくが―。
「ドラゴン・タトゥーの女」
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー)が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった...。
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アワード:アカデミー賞脚色賞/アカデミー賞作曲賞/アカデミー賞編集賞/ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞/ゴールデングローブ賞監督賞/ゴールデングローブ賞脚本賞/ゴールデングローブ賞作曲賞/トロント映画批評家協会賞作品賞/トロント映画批評家協会賞監督賞/トロント映画批評家協会賞主演男優賞/トロント映画批評家協会賞助演男優賞/トロント映画批評家協会賞脚本賞/ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞/ニューヨーク映画批評家協会賞監督賞/ボストン映画批評家協賞作品賞/ボストン映画批評家協賞監督賞/ボストン映画批評家協賞主演男優賞/ボストン映画批評家協賞脚本賞/ボストン映画批評家協賞音楽賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞監督賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞脚本賞/ロサンゼルス映画批評家協会賞作曲賞/ワシントンDC映画批評家協会賞作品賞/ワシントンDC映画批評家協会賞監督賞/ワシントンDC映画批評家協会賞脚色賞/ナショナル・ボード・オヴ・レヴュー賞作品賞/ナショナル・ボード・オヴ・レヴュー賞監督賞/ナショナル・ボード・オヴ・レヴュー賞主演男優賞/ナショナル・ボード・オヴ・レヴュー賞脚色賞
制作国:アメリカ
制作年:2010
公開年:2011