2012年10月リリースの桑山哲也とのデュオアルバム以来の、ダニエル・コラン待望の新作です。今作はギタリストのドミニック・クラヴィクのプロデュースの元、ジャズ・ヴァイオリンの巨匠ステファン・ブラッベリの薫陶を受けた女性ヴァイオリン奏者、マティルド・フェブレールとのデュオアルバムです。ダニエルの情感溢れるアコーディオンとマティルドの流麗なヴァイオリンが絶妙なアンサンブルを奏でる素晴らしいミュゼット・アルバムに仕上がりました。今作では1930年代のミュゼット黄金時代に活躍した2大アコーディオン奏者のギュス・ヴィズールとトニー・ミュレナの作品を取り上げました。2人の作品は今なお多くのアコーディオン奏者に演奏されており、その輝きは失われていません。さらに収録曲の2曲目と8曲目はダニエルとドミニックが書き下ろした新曲で、ギュスとトニーの2人に捧げられています。パリが生んだ大衆音楽、そしてダンス・ミュージックであるミュゼットの魅力を伝える作品であり、2大アコーディオン奏者に敬意を表した内容です。
発売・販売元 提供資料(2016/02/19)
1930年代にミュゼット黄金時代を築いた2人のアコーディオン奏者、ギュス・ヴィズールとトニー・ミュレナが作曲したミュゼットの名曲を素敵にカヴァーしたアルバム。名ギタリスト、ドミニック・クラヴィックのプロデュースの元、ダニエル・コラン以下、マティルド・フェブレール(ヴァイオリン:レッド・ツェッペリン、シャルル・アズナヴール、アンリ・サルヴァドールなどと共演)、ジャン=フィリップ・ヴィレ(コントラバス:リシャール・ガリアーノほか多くのアーティストと共演)など実力派ミュージシャンが参加。 (C)RS
JMD(2016/01/13)
1930年代にミュゼット黄金時代を築いた2人のアコーディオン奏者、ギュス・ヴィズールとトニー・ミュレナが作曲したミュゼットの名曲を、フランスを代表するアコーディオニスト、ダニエル・コランが新たなアレンジで現代に蘇らせた作品。レッド・ツェッペリン、シャルル・アズナヴール、アンリ・サルヴァドールなどと共演経験のあるマティルド・フェブレールの情感溢れるヴァイオリンと、ダニエル・コランの流麗なアコーディオンのアンサンブルが、ダンス・ミュージックであるミュゼットの楽しさを表現している。極上のフレンチ・カフェ・ミュージックが堪能出来る一枚。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.121(2016年4月10日発行号)掲載)