1966年2月7日、世界のジャズの殿堂、ヴィレッジ・ヴァンガードで産声を上げた、サド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラの誕生から、2016年、遂に50年。その偉業をたたえる記念すべき作品が、話題のResonanceから登場します!「サド・ジョーンズ&メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」(通称「サドメル」)は、当初3回のみの演奏契約だったものが、人々に支持されて続行中。その後「メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」、「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」と名前を変えながら、ヴァンガードでの毎週月曜の演奏を継続。近年は発売作が全てグラミー賞ノミネート、2009年に受賞も果たし、年に一度日本公演も行う人気バンドですが、本作は、その正に誕生の時を記録した、66年2月7日の音源を初の公式リリース、また、その1ヵ月半後の音源は正真正銘の発掘音源で、これが世界初公開。当時の興奮と熱狂が現代によみがえる奇跡の発掘盤です。
しかも、録音はキッチリとした記録音源。ビル・エヴァンスの第二期トリオを、マネージャーから依頼されて録音するなど、数々のアーティスト関係者から信頼され、その腕を買われたResonanceの社長ジョージ・クラヴァン氏自らが録音したもので、2月録音では6本のマイクを、3月録音では10本のマイクをたて、録音。音質が良好なのはもちろんのこと、ビッグバンドの魅力を描き出す臨場感も抜群です。誕生を告げたバンドの瞬間を体感できる感動はもちろん、1ヵ月半を経過したバンドの音源と、変化なども聴きもの。サド・ジョーンズ、メル・ルイスはもちろんのこと、ピアノにはハンク・ジョーンズ、ベースにリチャード・デイヴィス、ペッパー・アダムスや、ジェローム・リチャードソン、スヌーキー・ヤング、そしてボブ・ブルックマイヤー、などなど、名だたるメンバーが集合。正にジャズの歴史を、NYで創り、今なお、現役で活動するバンドの貴重な記録!ビッグ・バンド・ファンはもちろん、ジャズ・ファン垂涎の脅威のリリースです。
発売・販売元 提供資料(2015/12/28)