新世代のポップアイコン、グライムスのデビュー作!(2010年作品)
今世界で最も注目されている新世代のポップアイコン、グライムスのデビュー・アルバム『ガイディ・プライムス』!カナダのバンクーバーを拠点に活動中の女性ソロアーティスト、本名クレア・ブーシェ。15年に発表した通算4作目『アート・エンジェルズ』がNMEとステレオガムの年間ベスト1位を始め、世界中の名立たる音楽メディアの上位を総なめにした彼女。現在では新世代のポップアイコンとしてファッションのみならずカルチャー誌などでも表紙を飾るなど世界的な人気を誇る。そんな彼女が独学で作曲を学び、宅録で作品を作り始め2010年に最初に世に送り出した処女作『ガイディ・プライムス』。グライムス自身がファンであるSF作家フランク・ハーバートの人気シリーズ<デューン>に登場する架空の惑星「Geidi Primes」から着想を得たという本作。ダブステップやディスコ、東洋音楽や1990年代のR&B等、様々な時代と場所の音楽をごちゃまぜにしたグライムス流ポップ・ミュージックの原点とも言える作品!
発売・販売元 提供資料(2015/12/21)
カナダのクレア・バウチャーによる女子1人ソロシンセユニット、グライムス! 2010年からのチル・ウェイヴのタームにも位置づけられつつも、全くもって独自な方向性を打ち出している天然系天才電子女子! 東洋風なエキゾ旋律があったり、ナイトジュエル的なローファイディスコ? ラリプナ的コケティッシュな歌唱を聴かせてくれたりと、そのルックスも相まってシーンのアイコンにもなりうる存在感をバシバシ感じます。要チェック!
intoxicate (C)池田敏弘
タワーレコード(vol.95(2011年12月10日発行号)掲載)
昨年初頭にアルブータスからフリー・ダウンロードでリリースされ、カセットでも出たものの入手困難だったアルバムが、ナイト・ジュエルズの所属するロンドンのノー・ペイン・イン・ポップからめでたくCDリリースされた。基本路線は近作と変わらず、ポップでメランコリックな曲に不気味なアレンジを施したエキセントリック・ホラー・ポップ。チープで少し粗い音だけど、ローファイ好きなら本作のほうが好みかも。
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.336(2011年9月25日発行号)掲載)
驚くほどの煌めきと可能性に満ちていた記念すべき1st。