ボルティモアを代表するクルー、ザ・ベースメント・ボーイズの一員として1990年代初頭のハウス・シーンに旋風を巻き起こし、その後ソロでもプロデューサー/DJとしてクラブ・シーンで活躍するカリズマ。ムーディーマンやセオ・パリッシュ、J・ディラに匹敵するブラックネス・デトロイト並に"黒い"サウンドを奏でる彼が、ケイトロニック名義で初となるフル・アルバムをリリース。 (C)RS
JMD(2016/01/15)
ムーディーマン、セオ・パリッシュ、J・ディラ、アクトレス、トラスミーあたりが好きな人にはドンピシャ!!な1枚!!ボルティモアを代表するクルー:ザ・ベースメント・ボーイズの一員として90年代初頭のハウス・シーンに旋風を巻き起こし、その後ソロでもプロデューサー/DJとしてクラブ・シーンで活躍するカリズマ。特にそのプロデュース・ワークは、単なるハウス・ミュージックに囚われず、ヒップホップやディスコ、ジャズ、ファンク、ソウルetcを飲み込んだ恐ろしいほどのブラックネスを孕んだサウンドを生み出し、ムーディーマンやセオ・パリッシュ、そしてJ・ディラにも匹敵する"黒さ"を持った数少ない本物の「ブラック・マシーン・ミュージック」の担い手として、その名の通りカリスマ的な人気を誇る。そんな彼が持つ数多ある名義のうちのひとつ、ケイトロニックとして、遂に初となるフル・アルバムをR2 Recordsよりリリース!!!幕開けの(1)からいきなりJ・ディラを彷彿させるベースがブリブリなヒップホップ・ビートでアルバムの期待を最高潮に煽り、続く(2)はムーディーマン~トラスミーにも通じるミニマルなサンプリング・コラージュが得も言われぬソウル・グルーヴを演出、トライバルなアフロ・ディスコでぐいぐい攻める(4)が始まるやいなや、ここまでで既に「傑作」と確信すること必至!!その後も、再び低音過多なヒップホップ・ビートの(5)(8)(9)(13)、シカゴのジューク・マナーなヴォーカル・サンプリングを用いたブーティーでナスティーなハウス(6)(10)、IGカルチャーばりにアフロ・ブロークンビーツな(7)、透明感溢れるシンセに包まれた極上ディープ・ハウスの(12)、00年代初期頃のムーディーマン・テイストなディスコ・ハウス感漂う(14)、ジューク/フットワークをジャジーに仕立てた(16)、アフロ・テクノに回帰するアルバム・クローザーの(17)まで、とにかく予測不可能!!ジャンルでのカテゴライズは一切無意味。断言できることは、とにかく"黒い"、それだけ。これは近年稀に見る、正真正銘の「ブラック・マシーン・ミュージック」!!!
発売・販売元 提供資料(2015/12/15)
ボルティモアのベースメント・ボーイズ軍団から立身したクリス・クレイトン。カリズマの名で傑作を連発する一方、数多のエイリアスを生み出すことで活動の幅を広げてきた彼ですが、そんな諸名義のなかでもダントツにヒップでゲットーなノリで攻めるケイトロニック名義で初めてのフル・アルバムが登場です! ファンキーなロウビートでディラっと幕を開け、ソウル~ジャズからのサンプリングで成熟した黒さを発揮するデトロイッシュなディープ・ハウス、ヴォーカル・サンプルを駆使したジューク以降のナスティーなシカゴ・サウンド、ジャジーで煙たいビートダウン、アフロ~トライバルなディスコなどなど、ブラック・マシーン・ミュージックの最深部にてさまざまな要素を縦横無尽にクロスオーヴァーする彼の魅力を凝縮した全17曲! 特にルイス・ファラカーン師の演説ネタを用いた"Holy(Let's Not Play)"は、Mrフィンガーズ"Can You Feel It"の2016年版といえる真顔力説キラーの真骨頂!
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.389(2016年3月25日発行号)掲載)