Hunx and His Punxでも知られるSeth Bogartが、自身本名名義で初ソロ・アルバムを<Burger Records>からリリース!アルバム「Gay Singles」で2009年にBurger Recordsからデビュー。その後Sub Popの傘下Hardly Artから2011年に「Too Young To Be In Love」、2013年には「Street Punk」をリリースしている。自身運営のレーベル/ブランド<Wacky Wacko>で、アパレルにも力をいれ、その奇抜なセンスとルックスでファッション・シーンでも一目置かれる存在だ。そんなSeth Bogartの新アルバムは、ガレージ・ロック、パンク、ポップ、エレクトロまでを横断するダンサブルなサウンド!!しかもフィーチャリング・アーティストも超絶豪華!かつてはBikini Kill、そして現在ではThe Julie Ruin等のバンドで活躍するKathleen Hannaを筆頭に、10代で既にファッション界のカリスマTavi Gevinson、ハイスクール・スリー・ピース・バンドCherry Glazerrでも活動するティーンズ・ロックスターClementine Creevy、オーストラリアはメルボルンのエレポップ・シンガーChela(Kitsuneなどからリリース)などなど、ガーリーで旬、そしてグッドルッキングなタレントをフィーチャー!!!!そしてプロデュースはAriel Pink's Haunted Graffitiの元ギタリストで、BeckやDam-Funk、Julia Holterなど多くのビッグ・アーティストを手掛けているプロデューサーCole MGN!ハピネスなご機嫌ソングM(1)"Hollywood Squares"、レイドバック気味のエレクトリックサウンドをバックにキュートで舌たらずなKathleen嬢のヴォーカルが乗る、リード曲M(2)"Eating Makeup"、心地いいミディアムなテンポにエレクトロ色にエフェクトされたヴォーカルが万人受け必至の様相!Jeremiah NadyaをフィーチャーしたM(5)"Lubed"、Burgerらしからぬ、エレポップ感が疾走するM(6)"Club With Me"、この打ち込みはEDMかエレクトリック・ディスコか?!一度聴けば耳から離れないフレーズ!!個人的にはコレがリード曲"Supermarket Supermodel"!さすがChelaの色がメッチャ出てるキラーな一曲! などなど!これはBurger Recordsからのリリースか?と思えるほどSeth Bogartのポップ感が思いっきり出てて素晴らしい!エレクトロ・ロック・ファンにもドストライクな一枚!
発売・販売元 提供資料(2016/01/12)
来日も記憶に新しいハンクス・アンド・ヒズ・パンクスの中心メンバーが放った初のソロ作は、本隊のパンクな表情から一転、80s趣味全開のエレポップ盤に。チープなシンセ・ベースとヴォコーダー声を多用し、元ビキニ・キルのキャスリーン・ハンナら複数の女性シンガーを交えながら、クネクネと軽薄に踊って見せます。こういうオネエ丸出しのファンシーな作品が、ムサ苦しいバーガーから登場するとは意外!
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.388(2016年2月25日発行号)掲載)