フォーマット |
CD |
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構成数 |
4 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2016年01月15日 |
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規格品番 |
2564695947 |
レーベル |
|
SKU |
825646959471 |
ワーナーミュージック・ジャパン
構成数 | 4枚
合計収録時間 | 00:00:00
【曲目】
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲)
【演奏】
ジョン・ヴィッカーズ, ヘルガ・デルネシュ, クリスタ・ルートヴィヒ, ヴァルター・ベリー, カール・リッダーブッシュ, 他
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
【録音】
1971年12月, 1972年1月, ベルリン(以前発売されていたホーム・オペラ・シリーズと同じマスター使用)
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
録音状態は特に高弦の響きが硬質でざらつき気味なのが残念ですが、鑑賞に堪えられる範囲かと思います。ヴィッカーズの声はオテロよりはトリスタン向きで、どこか現実離れした伝説の騎士のような雰囲気があります。デルネシュはメゾソプラノに移行する少し前のせいか、高音域が絶叫調になっているのが気になります。
今まで様々な演奏家でこの楽劇を聴いてきたけれども、オーケストラの雄弁さという点において、このカラヤン盤に並び立つものを思い返すことは難しい。ワーグナーの書いた音符たちが水を得た魚のように生き生きとしている様(必ずしもフレッシュという意味ではなく、神話性や官能性などにおけるそれであるが)は、文字通り、筆舌に尽くしがたいものだ。ヴィッカースの配役は昔から賛否両論あるが、個人的には嫌いではない。先のレビューにあるような酷評には、少なからず違和感を覚える。ただし「トリスタンとオテロ、一体どちらの役の方が相応しいか?」と問われたら、私ならオテロと答えるだろう。なお、フィルハーモニア管を指揮したフルトヴェングラー盤も勿論素晴らしいとは思うが、やはりモノラル録音という当時の限界によって音の広がりはスポイルされてしまっている感は否めず、良好なステレオ録音のカラヤン盤と比べると些か聴き劣りすると言わざるを得ない。尤も、この楽劇に興味のある音楽ファンには、是非とも両方持つことを奨めたい。
カラヤンの全盛期は、ザルツブルグ復活祭音楽祭を創設した1967年から椎間板の手術をした1975年までの10年間だと思うが、その絶頂期に、人生の節目に取り上げて必ず成功を収めてきたトリスタンを演って悪かろうはずがない。ウィッカースの歌唱も賛否はあるが、カラヤンが『澄んだフォルテと繊細なピアノを歌い分けることのできる数少ない存在』と評したように、その力量を証明している。
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