アルバム総セールス7,000万枚以上!
前作『ゴースト・ストーリーズ』から斬新な方向転換!
快活でアッパー&ハッピー――新たなコールドプレイ・サウンドがここに!!
マリブ、ロサンゼルス、ロンドンでレコーディングされた今作は、スターゲイトと、バンドの長年のコラボレーターであるリック・シンプソンがプロデュースを務めている。これまでのコールドプレイのどの作品よりも多くのゲストが参加しており、ビヨンセ、ノエル・ギャラガー、トーヴ・ロー、メリー・クレイトンをはじめとした豪華な面々が、アルバムに収録されている全11曲の中でフィーチャーされている。
ニュー・アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は、2014年にリリースされ世界中で大ヒットを記録した、繊細で叶わぬ恋をテーマにしたアルバム『ゴースト・ストーリーズ』に続く作品。『ゴースト・ストーリーズ』の発表後、バンドはライブ・ツアーは行わず、この新作のレコーディングの為またすぐにスタジオ入りをした。
楽しさと喜びに溢れたファースト・シングル「アドベンチャー・オブ・ア・ライフタイム」を筆頭に、再び活力を取り戻し、エネルギッシュで、カラフルかつ偉大、前向きさに満ち溢れた最新作『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は、コールドプレイにとって、未だ曾てないほど楽しんで制作されたアルバムであり、こうして完成した作品に、今までで最も満足しているという。
発売・販売元 提供資料(2015/11/09)
離婚して間もないクリスの心情を表したかのような暗いトーンの前作からガラリと空気を変え、今度のアルバムは希望に満ちた出来映えに。その鍵を握るのが、初顔合わせとなったスターゲイトだ。冒頭からチアフルなエレクトロ・ロックでアゲまくり、恋をお酒に例えたフロアライクなR&Bではビヨンセとマイクを交わして、中盤でカニエ以降のアーバン・モードを能天気に(ここがポイント!)咀嚼し、そしてノエル・ギャラガーがギター参加したスケールの大きいゴスペル・ポップにて本編を締め括る。UKチャートではアデルを蹴落とし、見事1位を記録。余談だが、元妻のグウィネス・パルトロウと共演した柔らかなスロウがあまりにも良い出来で、〈ヨリを戻すのか!?〉なんて余計なことを考えています。
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.386(2015年12月25日発行号)掲載)