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| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2016年01月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 新日本映画社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKJS-185 |
| SKU | 4523215122665 |
誰もが時代の旗手だった―。
1950年代。大手映画会社との労働争議で解雇された映画人たちは、自ら"独立プロ"を起し、大衆が望む真の映画を作り始める。
戦後70年。今こそもう一度見据えたい、珠玉の作品群と戦う映画人たちの軌跡。
戦後の民主的息吹のなかで、映画の民主化と、労働の真のあり方を巡って闘われた東宝争議を経て、東宝を解雇された人々、レッドパージによって映画会社から追放された人々は、自分たちが本当に作りたい映画を作ろうと、企業に頼らず、自ら独立プロダクションを立ち上げ、次々と映画作りに乗り出しました。苦労は承知の上で―。
東宝争議の解決金をもとに作られた、山本薩夫監督(薩チャン)の『暴力の街』(1950)がその第一作目。昭和23年に、埼玉県本庄市で起きた、暴力団による朝日新聞記者への暴力事件を題材に、町から暴力団とそれに癒着する行政の不正を追放しようと奮闘した市民運動のドラマを、撮影中に暴力団からの妨害を受けながらも完成させ、映画は大ヒットしました。『どっこい生きてる』(1951)では、今井正監督(正ちゃん)が、「東宝を解雇されても、どっこい、俺たちはまだ生きているぞ!」という思いをタイトルに込め、戦後、"ニコヨン"と呼ばれた日雇い労働者の苦闘を描きました。
その後も独立プロは労働組合、民主団体、劇団などに依拠しながら、1950年代初めから多くの作品群を世におくり出し、GHQの占領下においては、題材にすること自体がタブーだった原爆を、被爆から7年後に新藤兼人監督が真正面から取り組んだ映画『原爆の子』は、日本のみならず世界初の反核映画として高い評価を受けています。その他にも、亀井文夫、関川秀夫、家城巳代治など多くの監督たちが、独立プロ作品で腕を競い合いました。そのどれをとっても、作品の質の高さはもとより、戦後の労働運動、平和運動、民主運動に与えた影響は計り知れません。これら独立プロの映画を観た人々は、映画から勇気をもらい、人生について考え、明日への希望を見いだし、時にはその人の生き方を変えたほどの深い感動を与えました。
本作に登場する人々は映画が好き、みんなに素晴らしい映画を届けたいと、仲間と知恵を絞り、苦労を続けた映画人たちです。その人情味あふれる、気骨ある生き方は、それ自体が一遍のドラマであり、この独立プロの時代を知る世代はもちろん、知らない若い世代に対しても、改めて映画というものが持つ役割と使命、そして自らの生き方について考えさせてくれることでしょう。

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