新世代のポップアイコン、グライムスが約3年ぶりとなる待望のニュー・アルバムをリリース!カナダのバンクーバーを拠点に活動中の女性ソロアーティスト、本名クレア・バウチャー。独学で作曲を学び、宅録で作品を作り始める。これまでに自主レーベルからスプリット作を含む計3枚のアルバムをリリース。英名門レーベル<4AD>に移籍し、NMEの最もエキサイティングな新人バンド2012年の1位に選出されるなど注目を集める中リリースした4枚目となる『ヴィジョンズ』は海外媒体の年間ベストでRough Trade Shops 第1位、NME 第2位、Pitchfork第6位獲得。新世代のポップアイコンとしてファッションのみならずカルチャー誌などでも大きく取り上げられるようになった。そんな彼女が約3年ぶりにリリースする新作は全14曲収録。ジャネール・モネイや台湾のラッパー、 アリストパネスをフィーチャーした楽曲も収録!レコーディングは2014年より彼女が拠点を移したロサンゼルスにて行われ、過去の彼女の作品と同じように全て彼女自身の手によって制作された。また今までになく生楽器を取り入れており、ピアノ、ギター、ヴァイオリンなどを彼女自身が演奏しレコーディングを行った。ミュージシャンとして、プロデューサーとして成長を遂げ、野心に満ちた作品が誕生!
発売・販売元 提供資料(2015/10/30)
Rolling Stone - 3.5 stars out of 5 -- "[T]he big news on her fourth album is how much she's upped her game as a writer and a singer, giving her music new polish and resonance. ART ANGELS has a sharper, sleeker sound..."
Spin - "Chopped, swirled, and melded together, they make a listening pleasure so acute it's almost guilt-inducing."
Billboard - "ART ANGELS is a marvel of meticulous, even obsessive home-studio recording, uncompromised by bandmates or collaborators."
NME (Magazine) - "[I]t certainly feels like an attempt to bridge the gap between her fervent online cult and tangible, real-world success."
Clash (Magazine) - "Sure, there's undercurrents and influence of pop, PC Music, and other electronic sounds, but the importance of the record lies in the way that Grimes has evolved..."
Rovi
「アルバム一枚をお蔵入りにした」なんて発言するから、ちゃんとリリースされるか心配だったが、無事に、しかも過去最高にパワー漲る新作を届けてくれた。生楽器が導入され、よりカッチリしたサウンドになったことで雰囲気はガラリと変化。パンキッシュな荒々しさや、アトモスフェリックな曲も超ポップに聴かせ、本人は否定するかもしれないけど、メジャー感が格段に増している。と見せかけて、とんでもない絶叫を絞り上げ、ハッとする奇抜なアレンジも平然とやってのける天真爛漫な振る舞いからは、アンダーグラウンドの匂いを嗅ぎ取れなくもない。発表前より有力メディアが絶賛していたこの一枚。自身がかつて拒絶していた〈ポップスター〉への階段を、彼女は奇しくも登っているようだ。
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.386(2015年12月25日発行号)掲載)