『ハート・オブ・ドッグ ~犬が教えてくれた人生の練習~』(2015年 フランス・アメリカ合作 / 監督・音楽 ローリー・アンダーソン / ベネチア国際映画祭リナ・マンジアカプレ賞受賞)のサウンドトラック
タワーレコード(2016/08/24)
ニューヨークの前衛パフォーマンス・アーティスト、ローリー・アンダーソン、30年振りの映像作品『HEART OF A DOG』のサウンドトラックがNonesuchよりリリース!亡き愛犬への想いを綴った作品を彩るのは、ローリー本人の作品とルー・リードの「Turning Time Around」。
ニューヨークの前衛パフォーマンス・アーティスト、ローリー・アンダーソン。
彼女の最新ドキュメンタリー/ビデオ・ダイアリー的映像作品、『HEART OF A DOG』のサウンドトラックがNonesuchよりリリースとなる。
ヨーロッパのTVネットワーク、ARTEに依頼を受け制作した、ローリー・アンダーソンにとって約30年振りとなる映像作品『HEART OF A DOG』。この作品は、彼女の亡き愛犬Lolabelleに対する哀歌であり、愛犬との思い出や、失ったことへの悲喜こもごもの想いを抱える心を描いた作品である。映像作品の『HEART OF A DOG』は、既にヴェニス、トロント、サン・セバスチャン、ニューヨーク映画祭で上映され、ニューヨーク・タイムスやロサンゼルス・タイムズを始め、メディアから高い評価を集めているが、10月21日からはニューヨークのFilm Forumでの上映も決定、さらに来年2016年には、HBOでの放映も決まっている。その映像作品のサウンドトラックにあたる『HEART OF A DOG』には、ローリー・アンダーソンの思索深いナレーションの他、2010年作品の『HOMELAND』から「The Lake」、「Flow」、2001年作品の『LIFE ON A STRING』から「Rhumba Club」、1994年の『BRIGHT RED』からは「Beautiful Pea Green Boat」、さらにクロノス・カルテットとの『LANDFALL』(2011年作品)からの抜粋などが収録されている。
さらに心動かされるのは、映画の最後を締めくくるローリー・アンダーソンの亡き夫、ルー・リードの「Turning Time Around」である。勿論、サウンドトラックを締めくくるのも、こちらの楽曲である。
発売・販売元 提供資料(2015/10/13)
アート・シーンの重要なパフォーマー、ローリー・アンダーソンが、愛犬の死をきっかけに製作した映像エッセイのサウンドトラック。密やかなストリングスの悲しみに満ちながらも美しいサウンドをバックに、ローリーが語る。彼女のヴォイスそのものの優しさや、静寂を味わわせる音響デザインなど、映像作品とは別のきっかけとして向かい合いたい文学的アルバム。 (C)馬場敏裕
タワーレコード(2016/08/12)