ジャズの金字塔かつジョン・コルトレーンの不滅の名作『至上の愛』リリース50周年の記念作品『The Complete Masters』が遂にリリース!
これまで未発表だった2つのセッションの全テイク&オーヴァーダブを網羅した完全盤が50年の時を経てついに登場!!!!
象徴的なレコーディング時の貴重な写真素材も豊富に掲載。
1964年12月9日、ジョン・コルトレーンと彼のカルテット(Elvin Jones, Jimmy Garrison とMcCoy Tyner)がニュージャージーの伝説のスタジオ Van Gelder Studioに入り『至上の愛』-4つのパートから成る組曲で数えきれないほどのミュージシャンに影響を与え ジャズの世界と世代を超えた多くの音楽ファンの心に届いた正規の名盤を録音。そしてあまり知られていないが、このカルテット+ Archie Sheppとセカンド・ベーシスト Dr. Art Davisが次の日にまたスタジオに戻りこの組曲のオープニングのパートを録音していたのだ。その2日の全貌がようやく解き放たれるのが本作。全てのテイク、オーヴァーダブ、さらにスタジオでのおしゃべりも収録!
本作はジョン・コルトレーンの個人的なコレクションのリールも使用しているが、Rudy Van Gelderスタジオでオリジナル録音された音源で Rudy Van Gelderによる詳細,新たなライナーでこの失われていた幻のセッションについては文章でも確認できる。
存在するすべてのレコーディングを収録できることになった本作で初めて『至上の愛』の全貌は明かされる。どのようにしてコルトレーンの傑作が誕生したか、 そもそもは3人のラテン・パーカッショニストを含む9ピースのバンドの予定だったのにスタジオの中でそれがどう変わっていったか。2002年リリースのデラックス・エディションにもセカンド・セッションの数曲は収録されているが、本作では初めて "Acknowledgement," の全6テイクを収録。
2CDヴァージョンはこれまで出ているオリジナル・アルバムとこれまでルトレーン自身が持っていて未発表だった2トラック+2セッションから未発表のパフォーマンス7曲を収録。
32ページブックレットにはプロデューサー、インストラクターとしても名高く『A Love Supreme: The Story of John Coltrane's Signature Album』の著者でもあるAshley, Kahnのエッセイ、セッション時撮影されたレアな写真、またコルトレーンの書いた譜面なども掲載。
発売・販売元 提供資料(2015/10/01)