クラシック

Heinz Holliger - Machaut-Transkriptionen

ヒリヤード・アンサンブル

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商品の情報

フォーマット	CD
構成数	1
国内/輸入	輸入
パッケージ仕様	-

発売日	2015年10月14日
規格品番	94765121
レーベル	ECM New Series
SKU	028947651215

作品の情報

メイン

アンサンブル

：

ヒリヤード・アンサンブル

その他

ヴィオラ

：

ジュヌヴィエーヴ・ストロッサー

、イェルク・デーラー

、ミュリエル・カントレッギ

作曲

：

ギョーム・ド・マショー

編曲

：

ハインツ・ホリガー

商品の紹介

4人歌手と3台のヴィオラのためのユニークな編曲版

10年を越える年月をかけて、ハインツ・ホリガーが創り上げた「マショー・トランスクリプション」は、14世紀に生きたギョーム・ド・マショーの複雑で神秘的な音楽を、3台のヴィオラ、4人の歌手、もしくはその両方が演奏するというものです。この試みは極めて有意義なものであり、半音階的な主題をヴィオラで演奏することで、この時代の音楽がどれほど先進的なものであったか(現代においても)を再認識することになるのです。ホリガーは2001年にマショーの作品をヴィオラ用に編曲してから、このユニークな世界に魅せられ、様々な試みを施しつつ編曲法を拡大してきたと語っており、原曲を忠実に移し替えたもの、自由な即興を加えたものなど、原曲のテクスチャーを残しながらも、ホリガー独自の音も聴きとれるものとなっています。惜しまれつつ解散したヒリヤード・アンサンブルの比類なき演奏です。
ユニバーサル・ミュージック

発売・販売元提供資料（2015/09/18）

収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 01:05:00

『ハインツ・ホリガー:マショー・トランスクリプション』

【曲目】
マショー(ハンツ・ホリガー編;4人歌手と3台のヴィオラのための):
1) バラードIV(Biaute qui toutes autre pere),
2) バラードIV(3台のヴァイオラのための),
3) バラードXXVI(Donnez, Seigneur),
4) バラードXXXVI(3台のヴァイオラのための),
5) 二重ホケット(ダヴィデのホケトゥス),
6) 二重ホケット(ダヴィデのホケトゥスの後に),
7) レイVII(4人の歌手のための),
8) 3声のインヴェンティオと、3台のヴァイオラのためのPlor-/Prol-/Oratio,
9) 哀歌(「運命の癒薬」による)と、4人歌手と3台のヴィオラのためのエピローグ

【演奏】
ヒリヤード・アンサンブル,
ジュヌヴィエーヴ・シュトロッセ(ヴィオラ),
イェルク・デーラー(ヴィオラ),
ミュリエル・カントレッギ(ヴィオラ)

【録音】
2010年11月, チューリヒ、DRSスタジオ(デジタル:セッション)

1.

[CD]
- 1.
  
  Ballade IV Biaute qui toutes autre pere
- 2.
  
  Machaut-Transkriptionen: Ballade IV fur drei Violen
- 3.
  
  Ballade XXVI Donnez, Seigneur
- 4.
  
  Machaut-Transkriptionen: Ballade XXVI fur drei Violen
- 5.
  
  Double Hoquet (Hoquetus David)
- 6.
  
  Machaut-Transkriptionen: Triple Hoquet (nach Hoquetus David)
- 7.
  
  Machaut-Transkriptionen: Lay VII fur vier Stimmen
- 8.
  
  Machaut-Transkriptionen: In(ter)ventio a 3 und Plor-/ Prol - / Or - atio fur drei Violen
- 9.
  
  Machaut-Transkriptionen: Complainte (aus: Remede de Fortune) und Epilog fur vier Singstimmen und dre

レビュー

14世紀のマショーの作品を巨匠ホリガーが3つのヴィオラと4人の歌手のために編曲したという今作は完成まで10年以上をかけたそう。演奏は去年惜しくも解散したヒリアード・アンサンブルとヴィオラの名手3人によるもの。曲は古楽らしい音からかなり自由に聴かせるものもあり、聴き手に新鮮な感覚を与えるのではないでしょうか。ヴィオラの内省的なアンサンブルとヒリアード・アンサンブルの比類のない歌唱がユニークで神秘的な響きを感じさせます。マショーに魅せられた巨匠の深い情熱の結晶ともいえるであろうチャレンジ性豊かな快作です。
intoxicate (C)古川陽子

タワーレコード（vol.119（2015年12月10日発行号）掲載）