商品の情報
フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2015年10月07日 |
---|---|
規格品番 |
PROC-1898 |
レーベル |
|
SKU |
4988031114964 |
商品の説明
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 解説:満津岡信育氏、歌崎和彦氏、解説書合計7ページ
作品の情報
商品の紹介
ノイマン&チェコ・フィルが旧PHILIPS レーベルに録音した貴重な音源。L.ウェッバーへの的確なサポートも聴きどころ。
当時イギリスを代表する若手チェリストであったジュリアン・ロイド・ウェッバー37歳の時の録音。ノイマンとチェコ・フィルはまさに蜜月時代でした。収録当時は社会主義体制下にあり、スプラフォンでの録音も数多く行われていました。このアルバムは、西側のプロデューサーであるヴィルヘルム・ヘルヴェグとスプラフォンのスタッフが共同でプロデューサーを務め、録音エンジニア等はスプラフォンのスタッフによりプラハで収録。フィリップスとスプラフォンとの共同制作で行われた録音です。今回の復刻は1990年の初出以来となります。メインであるチェロ協奏曲におけるノイマン&チェコ・フィルのサポートはこの曲にとっては特に重要で、長くこの盤が市場から消えていたのが不思議なくらいです。ジュリアン・ロイド・ウェッバーは当時より一風変わった作品や作風で人気を博しており、世界的な活躍を既に行っていました。その彼が一変してヴィルトゥオーゾ的名曲であり、チェロ奏者にとってはバイブルのひとつとも言えるドヴォルザークを満を持して録音した当盤は、発売当初からかなりの話題になることを期待され、フィリップス・レーベル内においてもロングセールスを嘱望された録音であったはずです。プラハまで行きベストな布陣で臨んだことも至極当然であったのでしょう。しかしながら発売当時は、直前に民主化革命が勃発し、1990年5月には「プラハの春」音楽祭に42年振りにクーベリックが客演、従来の体制が世に広まりにくい状況もありました。その後も再発されることもなくこの盤は忘れられてゆきましたが、ジュリアン・ロイド・ウェッバーの力不足のためでは決してなく、むしろ演奏評価以外のところで時代に取り残されたためと言えるかも知れません。演奏は、適度なバランスを持ったスタンダードな名演です。技術偏心になることもなく、ボヘミア的な色も濃く反映されています(彼はその後2014年に惜しまれつつも演奏活動を停止)。ノイマンとチェコ・フィルの2曲の管弦楽曲も並録されており、その後多くのオケメンバーが交代する直前の収録時期ということもあってか、チェコ・フィルの音色がことに郷愁を誘います。その意味でも貴重な録音の復活です。尚、今回の解説書には新規で満津岡信育氏による序文解説を掲載しました。
当時イギリスを代表する若手チェリストであったジュリアン・ロイド・ウェッバー37歳の時の録音。ノイマンとチェコ・フィルはまさに蜜月時代でした。収録当時は社会主義体制下にあり、スプラフォンでの録音も数多く行われていました。このアルバムは、西側のプロデューサーであるヴィルヘルム・ヘルヴェグとスプラフォンのスタッフが共同でプロデューサーを務め、録音エンジニア等はスプラフォンのスタッフによりプラハで収録。フィリップスとスプラフォンとの共同制作で行われた録音です。今回の復刻は1990年の初出以来となります。メインであるチェロ協奏曲におけるノイマン&チェコ・フィルのサポートはこの曲にとっては特に重要で、長くこの盤が市場から消えていたのが不思議なくらいです。ジュリアン・ロイド・ウェッバーは当時より一風変わった作品や作風で人気を博しており、世界的な活躍を既に行っていました。その彼が一変してヴィルトゥオーゾ的名曲であり、チェロ奏者にとってはバイブルのひとつとも言えるドヴォルザークを満を持して録音した当盤は、発売当初からかなりの話題になることを期待され、フィリップス・レーベル内においてもロングセールスを嘱望された録音であったはずです。プラハまで行きベストな布陣で臨んだことも至極当然であったのでしょう。しかしながら発売当時は、直前に民主化革命が勃発し、1990年5月には「プラハの春」音楽祭に42年振りにクーベリックが客演、従来の体制が世に広まりにくい状況もありました。その後も再発されることもなくこの盤は忘れられてゆきましたが、ジュリアン・ロイド・ウェッバーの力不足のためでは決してなく、むしろ演奏評価以外のところで時代に取り残されたためと言えるかも知れません。演奏は、適度なバランスを持ったスタンダードな名演です。技術偏心になることもなく、ボヘミア的な色も濃く反映されています(彼はその後2014年に惜しまれつつも演奏活動を停止)。ノイマンとチェコ・フィルの2曲の管弦楽曲も並録されており、その後多くのオケメンバーが交代する直前の収録時期ということもあってか、チェコ・フィルの音色がことに郷愁を誘います。その意味でも貴重な録音の復活です。尚、今回の解説書には新規で満津岡信育氏による序文解説を掲載しました。
タワーレコード
(2015/09/09)
収録内容
構成数 | 1枚
【収録曲】
アントニン・ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
2. 歌劇《ルサルカ》作品114 から ポロネーズ
3. 序曲《謝肉祭》作品92
【演奏】
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
【録音】
1988年9月20-27日 プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
Philips
アントニン・ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
2. 歌劇《ルサルカ》作品114 から ポロネーズ
3. 序曲《謝肉祭》作品92
【演奏】
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
【録音】
1988年9月20-27日 プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
Philips
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1.[CD]
カスタマーズボイス
投稿日:2016/10/14
確かに、これはリファレンス盤になります。自分もチェコフィルだしということで買ったのですが、大正解。チェロはなめらかな語り口で、フレッシュかつ丁寧に曲を紡ぐ。たいするオケは、明らかに共演を楽しんでいる。その喜びが、チェコフィルにいつも以上の、深みと活気をあたえていて、チェコフィルとしても最高のレベル。録音も含めて満点。この素晴らしい盤を掘り出してくれたタワーレコード様に、拍手。
投稿日:2015/10/27
梅田店で偶然みつけて、チェコフィルだからまずまずだろうと衝動買い。
それほど期待していなかったのですが、録音も演奏も素晴らしいものでした。
チェロとオーケストラのしっとりとした調和。私にとって、早くもドヴォコンのリファレンス盤になりました。
こんな演奏が今回の再発売まで埋もれていたとは信じられません。
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